原子力安全委員会の久住静代委員といえば、数々の問題発言で話題になった人物。
それが参院予算委員会では、保安院批判を口にした。

「新しい防災指針が今後の課題だ」
「原子力保安院は、防災指針見直しについて、財政負担増大が懸念されるといって反対してきた」
「安全委員会は規制のための実施部隊を持たず、人事もふくめ独立性は十分でなかった」

どうも安全委員会のメンバーは委員長もふくめ、まだら目の人が多いようだ。

72年に広島大学医学部を卒業して放影研に入ったというから、私と同世代の人のようだが、あそこで出世するというのは、権力の手先になるということなのだろうか。

「日本人の数十%はがんが原因で死亡し20mSvが発がんに与える影響は小さすぎ、疫学調査で検出出来ない程だ」と基準の妥当性を主張。

短期間に限って1~20mSvというバンドの参考レベルの中で学校が開かれることは、差し支えないと文科省に伝えた。

などと、震災後は権力の意のままに動いてきた。