完全小選挙区制は、議会制度の墓場だ。民意を反映すべき議会の自殺行為だ。
国民は自らの声を国政に伝える手段を失うことになる。

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戦前の二大政党制度が12年戦争へとつながっていった道を忘れてはならない。現在のような流動的情勢において、“安定した政治制度”を求めることは、政治の不安定化をもたらすことになる。
国民の鬱積した不満は橋本のような扇動家を生み、閉塞した政治状況は非平和的勢力の跳梁をもたらす危険がある。民主党がひそかに目指す大連立は憲法改悪と翼賛政治への道である。
共産党、社民党、国民新党はただちに共闘体制を作らなければならない。減らすべきは小選挙区であり、比例代表制こそ増やすべきである。
減らすべきは政党助成金であり、国民の声を反映するためには、議員定数はもっと増やすべきである。