いま激しい脱力感に襲われている。
突如パソコンがクラッシュしたのである。
何故か
理由ははっきりしている。音楽を聞きながら仕事をしていたところで、DACが暴走したのである。
何故か
いまだにNU Forceを使い続けているからだ。
このDACは使い続けると2,3時間に1回は止まる。パソコンにはいった音楽ファイルを受け付けなくなるのだ。
その度にUSBを挿し直すとまた動く。
これを繰り返していると、1ヶ月に1回はパソコンがクラッシュするのだ。
文章を作成してブログに載せる作業は、WYSIWYGエディタ でやっている。もう10年以上も使い続けているものだ。
これは10分に一度は自動的に上書き保存するように設定してある。
しかし一度もファイル保存していなければ、さすがに消える。
こういう事情が重なると、本日のようなことが起きる。10時間かけてやった作業が一瞬で消え去るのである。
今回は、パリ・コミューンの年表だ。
面倒なのは、国民文庫「フランスにおける内乱」の巻末につけられた年表をタイプしているからだ。
コピペが出来るなら話はかんたんだが(それでも結構な作業だが)、今回は基本的には手打ちである。
いま、とりあえずアップしている年表の3倍にはなるだろう。
年表の編集というのは、増えれば増えるほど大変になる。
既出の記載との整合性、異同を点検しながら新たな事項を追加していかなければならないからである。
もし矛盾が生じれば、第三の資料を探してつけ合わせしなければならない。
第三の資料が見つからなければ、両論を併記しつつ、私の編者としての立場を明らかにしなければならない。
不幸中の幸いといえば、まだ明日もう一日あることである。
もうこの歳になったので、「備えなくして憂いなし」の行き当たりばったり主義は矯正不能である。
それと、同じ文献の二度読みというのは、なかなか味わい深いところもある。
“神のご指示”と達観して、明日の朝からやり直そう。その前に、電気屋に行ってDACを買ってこよう。
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