森喜朗が激怒したそうだ。
東京五輪・パラリンピックの関連会合で、下村博文文部科学相が官邸での新国立競技場に関する関係閣僚会議に出席するため途中退席した。
下村氏が退席を申し出てると森氏が不快感を示し、下村氏が何度も頭を下げた。森氏は「呼びかけた下村文科相が直ちに退出するというのは極めて非礼だ」と指摘。
以下省略。
これは産経新聞の記事だ。産経はさらに森氏の方を持つ文章を書き連ねている。
つまり、今回の事件の主犯である森に対し、産経は明らかに擁護する姿勢だということになる。
いったい右翼の権力構造はどうなっているんだ、いつのまに森は右翼の元締めになったんだ、という話だ。
それは右翼という構造が、腐敗臭をまき散らしながら。権力の奥深くまで染み込んでいるということの現れだ。
権力がこれほどまでにガバナンスを失い、ヤクザや暴力団に侵食されているとは、正直思わなかった。
すでに我々は、通産省が電力会社の原発再開の尖兵となり、東芝が粉飾決算を恥じず、それらにメディアがお追従する場面を見続けさせられている。
この国から気骨というものが失われつつある。この国は本当に危ない。
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