共産党の幹部会声明が出された。

戦争法案阻止のために、党の総力をあげてたたかおう

期間は100日。この半年間の運動の基調となるものだ。

戦争法案の3つの危険性

声明はまず、戦争法案の危険性を3つに整理した。

①違憲性、②対米従属性、③歴史逆行性

①違憲性の問題はきわめて分かりやすいし、「反戦・平和」の一点で国民を結集できることは間違いない。

そこで、左翼勢力は②対米従属性の問題を強く押し出し、闘いを通じて多くの人々を左翼の側に移動させなければならないだろう。これはだいじな留意点である。

③歴史逆行性の問題は理念の問題である。ここを有機的に積み上げていくことはなかなか困難な作業だが、推進派との論争では必ず浮かび上がってくる。

「あのような悲惨な戦争を二度とやらせない」という気迫がもとめられるとともに、説得的論争がもとめられる。なぜなら、侵略戦争への記憶は権力によって意図的に風化させられ、青年・中年層には伝達されていないからだ。

どうたたかうか

大きく言って2つのたたかいが提起されている。

一つは、「戦争法案反対」の一点での壮大な国民的共同であり、

もう一つは「草の根に組織をもつ党の真価を発揮するたたかい」である。

一点共闘の課題は違憲問題と、今後予想される手続き問題でさらに拡大するであろう。これらを踏まえ、「日本列島騒然」という状況を作ることだ。

「党の真価を発揮する」たたかいとしては、以下の点が提起されている。

1.大量宣伝: 「3つの危険性」を大いに広げること

2. 草の根の共同を広げる。とくに地方党機関の独自の役割。

3. すべてのたたかいを安倍政権打倒の世論と運動に大合流させる。

というのが、あらあらの柱。

要するに3つの危険性をしっかりしゃべり、とくに対米従属問題をしっかりとしゃべり、理念問題についてもよく勉強して、論争にも強くならなければならない。

と、これが一つ。

もう一つは安倍政権打倒の気迫を持ってたたかうことが、戦争法案を廃案に追い込むための鍵だということだ。