今年の「放送人グランプリ」がTBSの「サンデーモーニング」へ贈られることになった。
たしかにいまどきこの番組くらいだ。腹を立てずに見ていられるのは。
その表彰式での関口さんの挨拶。
番組をスタートした時には、“真ん中に”が合言葉でしたが、気が付くと“左”の方に誰もいなくなっちゃって。世の中少しおかしくなってきたのかなと感じています。
そういえば確かに“左”のコメンテーターがいなくなってしまった。毒にも薬にもならないようなコメントだけが生き残った。それでも札付きの右翼を入れないところは見識であろう。
一言言っておきたいのは、“左”の方に誰もいなくなっちゃったのはメディアの世界であって、世の中にはまともな人間がしっかり残っている。
大阪の市民投票は、そういうメディアと、そういう健全派の真っ向からのぶつかり合いであった。その故に勝利の意義は大きく、メディアの衝撃も深かったのである。