いまはYouTubeの鑑賞中。

故マゼールの指揮するコンセルトヘボウの演奏でマーラーの6番だ。

コンセルトヘボウが世界一というのは前から言われているが、よく分からない。

ただ画面で見ていて、団員が実力本位で選ばれているというのは納得できる。

1.女性が多い

今やクラシックをやる人の多くは女性だ。それから考えれば団員の半分くらい女性がいても不思議ではない。とくにバイオリンはそうだ。

この楽団はコンサートマスターが女性で、第一バイオリンの半分くらいは女性だ。ブラインドで技量本位に選べば女性が優位になるのはあたりまえだと思う。

2.東洋人が多い

女性が多いと書いたが、その半分は東洋系の顔立ちである。クラシックフアンの層の厚さを考えればこれも不思議ではない。

実力本位でやれば東洋人が増えるのも当然である。ただトップの位置は相変わらず白人が占めており、未だ完全開放とは言い切れない。

3.美人が少ない

楽器は顔で演奏するわけではないから当然だが、テレビ時代でもあるし美人は有利ではある。しかしこの楽団には美人がいないから、演奏に集中できるという利点もある。

ただ、そもそもオランダ人に美人はいないので地域差の問題かもしれない。いずれにしても顔でなく技量で団員が選ばれていることが分かる。

4.ハゲが少ない

オランダ人といえば女はブスで男はハゲというのが相場だ。そういう国民水準からすれば、この楽団にはハゲが少ない。もちろん若ハゲは居る。それは仕方がない。しかし全体としてハゲが少ないということは若い人が多いということだ。

つまり楽団員の新陳代謝が相当頻繁に行われていることを意味する。これも楽団が技量本位で構成されていて、ともすれば足を引っ張る年寄り団員が整理されていることを示唆する。

以上4つの特徴から、コンセルトヘボウは相当高い技量水準を維持していると推論できる。マネージャーの能力によると思う。

それにしても、マーラーというのはつまんねぇな