赤旗本日付2面の記事をコピーしておく。
千島問題といい、この人の脳ミソは完全に賞味期限切れだ。というよりこんな男を頭に載せ続けている日本の保守勢力が劣化しきっている。
と言うより、こういう連中を… というところでやめておこうか。
原点に立ち返った冷静な議論を
ちょっと追加しておきたいが、文大統領の意見は大変まっとうなものであり、金で片付くものではないということはとても良くわかる。しかしいろいろな裁判を見てもわかるように、金の問題はゆるがせにできないことも事実なのだ。
端的に言って、元慰安婦の方たちの多くは慰労金をもらえないまま亡くなったわけだ。関係者はこの事実を重く受け止めるべきだ。
その点で、韓国政府がその分を肩代わりして払う決断をしたことは正しい選択だったと言える。
金の問題がこれで一定程度かたがついたら、歴史認識の問題に取りかかれば良い。両者の側に金の問題を人質にとっていたずらに紛糾させる動きがあったが、それは一段落するだろう。たかが5億円、塩漬けにしておけばいい。
逆に言うと、日本政府側はカネで解決を図るという選択肢がなくなったので、とても困ったことになってくるだろう。
挺対協については、以前からアジア女性基金にかかわる、あまり聞きたくない話がある。逆にNHK報道に対する安倍晋三の干渉も呆れたものだ。
しかしそのような話はとりあえず脇において、「日本による朝鮮の植民地支配」という根本的で明白な事実にもとづいて、冷静かつ前向きに歴史認識をすり合わせていく他に、事態解決の道はないだろう。どんなにソフトでマイルドであろうと植民地は植民地なのである。
基本は日本側に非があるのである。聞きづらい意見も我慢して聞く耳を持たなければならない。
私はそれは十分可能だと思う。