1.まずは良い音源を探すこと
HDというクオリティのものが増えていて、これはAACファイルで195kbpsのクオリティとなっている。
YouTubeの音源は年ごとに飛躍的に音が良くなっているから、3年以上前のものは避けたほうが良い。
2.ダウンロードソフトを選ぶこと
YouTubeはダンロードを禁止する方向で動いている。皮肉なことに音質があまり良くなりすぎたためだ。以前なら「これはサンプルで、いい音で聞きたかったらCD買ってください」だったが、最近はそうも行かなくなった。
そこで有名なダウンロードソフトに圧力をかけて、高音質でダウンロード出来ないようにしてしまった。しかし未だに高音質でダウンロードできるソフトも存在するようだ。
3.エンコーダを使わないこと
動画ごと落としてから、「えこでこツール」というソフトの「映像から音声のみ抽出」という機能を使うと、無劣化でAACファイルを作成してくれる。
必要であればMP3にも変換してくれるが、いまではFFMPEGというDLLがあるので、MP3に転換する必要は薄れている。
4.再生ソフトはfoobarだけで十分
いろいろ試したが、いつも結論はfoobar。foobarのダウンロードサイトで、Download... の下の段に Free Encoder Pack というのがあって、そこも一緒にダウンロードすると、ffmpeg,FLAC、LAME などをすべて組み込んでくれるので楽ちんだ。WASAPI はデフォールトで装備されている。ASIOもDLLを引っ張ってくれば使えるが、すでに過去の遺物だ。
Preference は Output で、WASAPI(event)経由でDACにつなげればよい。Buffer length は長ければ長いほど良いが、その分メモリーを食い、音飛びの原因になる。いまは1万にしている。
DSPマネージャーはResampler(PPHS) だけ入れている。Sox は味付けが少々濃すぎる。
5.音飛びの抑制
これもfoobarの設定のうち、Advanced の部分。これはメモリが十分ならば不必要なのかもしれないがそのままにしてある。少なくともこの設定にしてからは、音飛びはまったく発生していない。
6.RAMディスクの設定
これは間違いなく音質を改善する。
理由はよく分からない。RAMディスクそのものがまだ試運転中だ。Buffalo のソフトが動かなくなってしまったので、SoftPerfect RAM Disk というソフトで始めたが、なかなか奥行きが深そうで戸惑っている。
ただしメモリが少ない時にやると、ますますメモリが減ってしまい、クラッシュの原因になる。私のパソコンは増設は8ギガが限界なのだそうで、ファイルまでRAMに入れるのは不可能のようだ。
7.そして最後がメモリ増設
つまり本格的なDACを動かそうとすれば、メモリーは4ギガでは足りないということだ。8ギガなくてはDACは動かない。このことはどんな説明書にも、どんなインターネット上の文章にも書かれていない。
逆に言えば、これまでの苦労は、最初からメモリを増設しておけばまったく不要だったかもしれない。
次にパソコンを買うときは最低でも16ギガのメモリが装着可能なものにすべきだと思う。
とりあえず以上。それでは良いお年を。