もう一つ谷垣幹事長の話。これは関西プレスクラブでの発言。
1.経済成長と財政再建の両立。景気回復はこの道しかない。
2.そのためにアベノミクス続行と消費税増税の先送りが必要。
最初からボタンを掛け違えている。現下の状況で、経済成長と財政再建は両立し得ない。まず経済成長、経済成長により財政再建という道か、まず財政再建、しかるのちに経済成長という道か、2つに1つだ。
ブレーキとアクセルを一緒に踏み込むのは愚の骨頂だ。エンジンが壊れる。
経済成長と財政再建はともに成し遂げなければならない。しかし、財政再建(増税と緊縮財政)を前面に立てれば必ず景気は後退する。少なくとも一時的には後退する。それは小学生でも分かる。
景気回復は「この道」以外の道でなければならない。
伺いたいが、この道以外にないのだとしたら、なぜ増税を先送りするのか。それは結局、「経済成長と財政再建」が両立し得ないからではないのか。それが4月以来の景気実績で証明されたからではないのか。

リーマン風邪という悪性の風邪にやられて、寝込んでいて、やっと床離れしたばかりの子に、乾布摩擦をやらせるようなものではないのか。