エボラもやはりキューバ医師団

このあいだ、エボラ関連ニュースでキューバ人医師がスイスに送られ隔離収容されたと報じられていた。「おっ、相変わらず頑張っていますね」と感じた。

「国境なき医師団」は宣伝がうまいから、自分たちが医療の代表みたいな顔しているが、現地で一番頑張っているのはキューバ医師団と相場が決まってい る。キューバがシエラレオネ、リベリア、ギニアの西アフリカ3国に送った医師数は256人に達している。「国境なき医師団」をはるかに凌駕している。

さらにキューバでは、2万3000人の医師、看護師、医療技術者がエボラ対策の訓練を受けて待機している。

キューバの医師数は50万人。そのうち5万人の医師、看護師、医療技術者らを世界66カ国に送り込んでいる。これについては世界中どこでも高く評価 されている。例えばブラジルでは1万1800人が働いている。4800万人が診療を受け、その88%は満足している。ブラジルはこれに対し、年間85億ド ルを支払っている(貿易額は20億ドル)

キューバの貢献については、ニューヨーク・タイムズも賞賛を惜しまない。

「キューバはエボラとの戦いで最も際立っており、その姿勢は称賛され真似されるべきだ」と書いた。そして

ケリー国務長官が名こそ挙げないが、その勇気を讃えたことにも触れた。

それで一番頭に来ているのがアメリカの闇の権力だ。そこでアメリカは派遣された医師の亡命を手助けしている。この政策は06年にブッシュ前政権が始めた。この1年間に1278人のクーバ人医師が米国に亡命した。

ニューヨークタイムズはこのような「引き抜き」策を人道にもとるものとして厳しく非難している。現実に亡命した医師がアメリカ国内で医師として活動することは不可能である。「引き抜き」は文字通り引き抜いて捨てるだけの政策である。
ハイチでの医療貢献については下記参照のこと
ハイチで活動するキューバ医師団との連帯を  
メディアが報道しないハイチのキューバ医療団