映画の秒24コマについてはネットで確認できたが、それに関連する文献がなかなか見つからない。

光を点滅させ、点滅の間隔を縮めていって見分けられなくなるときの値を調べるフリッカーテストという検査がある。

宮崎大学の御手洗氏によれば

<フリッカー測定値> 
               測定側 fp(Hz)
正常 正常値       40~50
下限            35
精査を要するもの    26~34
異常            25以下


これだと映画の秒24コマというのは若干ちらつくかも知れない。 電灯は東日本では50サイクルだ。1サイクルというのは行って帰って1回だから実際にはその倍の頻度でまたたいていることになる。結構ぎりぎりのところだ。

ところが「昆虫―驚異の微小脳」という本によるとハエは1秒150回でも見分けられるそうだ。(測定方法不明)

昆虫の目は作りが根本的に違うが、ただロドプシンの水解という視細胞の感光機序はさほど違わない。だから人間の網膜はハエと同じスピードで光景を写しとっている可能性もある。

とすれば、人間における視覚の時間分解能(temporal resolution)は、V5での動画画像の構成スピードが規定しているのかもしれない。

此処から先はやや乱暴だが、V5の画像生産スピードが1秒に40ないし50コマと仮定してもよいのかもしれない。