心臓の仕事は半分で済む

もうちょっと医学的に考えてみよう。
例えば心臓。全身に酸素を送って栄養を送ってと習ったが、考えてみれば温度も送っているのだ。今まではそれを結果論として考えてきた。しかしそれは結果なのだろうか。
変温動物と同じレベルで考えればたしかにそれは副次的なものだ。末梢の細胞の中で酸素とATPを使ってエネルギーが作られ、それが一部は熱となり一部は力となることで人間は動いている。
し かしその熱を心臓に集中させ、全身に配分することで恒温動物は恒温性を維持しているわけだ。だから心臓は酸素と栄養の供給という一回部分でも仕事をしてい るが、恒温性の維持という二階部門では主役の役割を果たしている。だから、たんなるポンプにすぎない心臓が恒温動物では命の中核となっているのではない か。

この話はさらに発展する。アルコールが加わるからだ。風邪引いたら酒などのんではいけないと、誰が言ったのか。多分明日の朝になったら私が言うだろう。閑話休題。と言っても、そもそも閑話なんだけど…

末梢の体温を物理的に維持してあげれば、心臓の負担はそれだけ減るはずだ。例えば酸素の補給のためだけなら、1分間に5リットルもの血がいるのだろうか。栄養補給のためなら1日5リットルでも十分なのではないか。
とはいえそれだけスピードを下げると、多分血液は血管内凝固してしまうだろう。血液は1分間に5リットル流れるのにちょうど良いように作られているはずだからだ。

ということは、体温を36度に維持してやって、血液の濃さを半分に薄めて、ヘモグロビンの酸素飽和度を押し上げてやれば、心臓の仕事は半分で済むのではないかということである。