赤旗に「若手弁護士の会」が急拡大しているニュースが載っていた。

略称を「あすわか」というのだそうだ。正式名称は「明日の自由を守る若手弁護士の会」だ。

まことに失礼ながら、「あすわか」と聞いて「明日がわからない若手弁護士の会」かと思った。若手弁護士による一種のユニオンが結成されたのかと、一瞬間違えてしまった。

さほどに若手弁護士をめぐる状況は過酷と聞いている。

とりあえず、ネット文献をあたってみることにする。

第66期司法修習生への修習実態アンケート資料 - 日本弁護士連合会

という文献がある。1年前の8/9月に実施されたものである。その一部を紹介する。

①就職活動の状況

93%の修習生が就職活動を行った。履歴書の送付件数の平均は12.3ヶ所で、ほとんどばらまき状態だ。訪問回数も平均9.2回に及んでいる。

②採用内定状況

この時点で採用内定を受けられなかったものが30%であった。就職状況の厳しさがうかがえる。

③修習辞退の意向

修習生の19%が修習辞退を考えたことがある。その多くは就職難、弁護士の経済的困難を理由としている。

④経済的状況について

不安がある/やや不安があるを合わせ69%。

コメントには以下のものがあった。

法科大学院時代(年間学費200万円)の奨学金だけで借金が1千万を越える。返済できるかどうか不安。

借金を返すために、カネになる仕事しかしなくなるのではないかと不安。

収入がないのに、健康保険が親の扶養から外される。

本人だけでは部屋が借りられない。クレジットカードも作れない。