偏西風の原因は「コリオリ」力と言うんだそうだ。
赤道のどこかに経っていると、地面ははすごいスピードで動いていることになる。
地球の直径は12,742 kmだそうだ。だから赤道の総延長はπD=40,010 kmになる。これが24時間で1周するわけだから、時速は ÷24=1,667 kmになる。いっぽう、北極点ではまったく空気は動かない。
風力は速度の自乗に比例して強くなるから、空気はどんどん北へ流れ込むことになる。これを北極点の上空から眺めると渦を巻いて空気が流れこむパターンになるのだそうだ。
しかしこの話には嘘がある。
しまいには赤道付近から空気がなくなって北極にすべての空気が溜まってしまうことになる。どうしてくれるんだということになる。
もう一つは、空気の流れは x sinθで、風速はその逆数のはずだから、北に行くほど風が強くなり北極点付近で最大になるはずだが、どうもそうはなっていない。
北極に向かう空気がどこかで、何らかの形で戻ってきているはずで、そこの説明もないと話としては収まらない。だいいち偏西風の説明はちっともしてないじゃないか。