Zマップの開発はなぜ遅れたか?

本日のニュースで

米製薬会社が開発中の未承認薬「Zマップ」の投与を受けたアフリカ人医師3人の容態が、著しい回復の兆候を見せている。

と報道された。

それより少し前、米国人二人に投与された経過も報道されている。

投与された2名のうち1人は感染から9日目に1本めの点滴を受けた。1時間後には呼吸が楽になり、発疹が消え始めた。

翌日には、一人でシャ ワーを浴びたり、歩き回れるほどに回復した。その日のうちに米ジョージア州アトランタに向けて飛行機で移送された。

もう1名は、1本目の点滴では回復が見られなかった。

しかし2本目の点滴で徐々に回復し始め、5日にアトランタのエモリー大学病院に搬送された。


どうもよく分からないが、エボラ出血熱は最近の病気ではない。数十年前から注目され、ダスティン・ホフマン主演の映画も作られてきた。

あまりにも対応が遅いのではないかと思う。一般的に言えば毒性の強い病原体でああればこれに対する免疫も開発しやすいし、その効果も顕著なものとなる。

エイズや狂牛病などは発育が遅く、長い間に徐々に体を蝕むからなかなかたちが悪いのだ。

ウィキペディアはほとんど情報ゼロ、というかウソが書いてある。

ZMapp(ジーマップ): タバコの葉の中で作られる3種類のヒト化モノクローナル抗体を混合した抗エボラウイルス薬である。

 マップ・バイオファーマシューティカル社が開発中であるが、2014年現在、サルに対する非臨床試験しか実施されていない未承認薬である。


ウィキペディアの説明のわからないところは、ワクチンと称されているが、タバコの葉の成分であり、製造にあたってエボラウィルスを使用していないようだということである。

もうひとつは、ワクチンなのに感染・発症したものに使用して効果が上がっている点である。しかも劇的な即効性を示しており、昔の破傷風や狂犬病の血清注射の趣がある。

いずれにしても、この程度の情報では到底「Zマップの開発はなぜ遅れたか?」に対する答えは見つかりそうにない。