厚労省の勤労統計の6月分が発表になった。
実質賃金は前年同月比マイナス3.2%となった。賃金低下に歯止めが掛からない。
4月、5月より若干持ち直したが、きわめて悪い状況に変わりはない。年収400万の家庭で15万円ほどの減収になる。旦那の小遣い分が消えることになる。
とくに基本賃金と残業代を合わせた「決まって支給する賃金」がマイナス3.8%と著しく低下している。賃金が減っただけではなく、不安定さが増しているわけだ。
名目賃金は1%増だから、物価上昇が効いていることになる。言うまでもなく消費税の直接効果だ。
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