どうということはないベタ記事だが、中国ネタ。
複数の中国政府高官の腐敗をインターネットで実名で告発した広東省の新聞「新快報」記者が、釈放されたというもの。
面白いなと思ったのは、釈放の理由が検察当局の指示によるものだということだ。
この記者は「誹謗」罪の容疑で北京市の公安局により拘束されていた。
たいていはそれでおしまいなのだろうが、今回は検察当局が公安局の起訴要求を退け、釈放を命じた。
どういうことなのかは想像するしかないが、周永康が仕切っていた公安当局の威勢が墜ちてきた兆候かもしれない。
検察官というのは元来が司法の畑だから、多少は違うのかもしれない。違うとしても五十歩百歩だろうが。
もっと深読みすると、問題の性格上、この決定が党最高幹部の判断なしに行われたとは思えない。したがって公安への強い牽制のサインと読むべきかもしれない。これを李克強の「人治から法治への長い道のり」の一歩と見るのは穿ち過ぎだろうか。