鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

中身が雑多なので、右側の「カテゴリー」から入ることをお勧めします。 http://www10.plala.or.jp/shosuzki/ 「ラテンアメリカの政治」がH.Pで、「評論」が倉庫です。「なんでも年表」に過去の全年表の一覧を載せました。

ペルーにオジャンタ・ウマラ革新政権が誕生して1ヶ月、早くも画期的な成果が現れた。
鉱山会社との交渉の末、今後5年間に55億ドルの新税を課すことで合意したというのです。
現在鉱山各社は税率35%の法人税を課せられているが、新政権は、これに加えて過剰利益にふさわしい納税を求めた。業界側は「国際競争力を失う」として難色を示してきたが、新政権の高い支持率と強い態度をまえに、提案を受け入れざるを得なくなった。
鉱山会社の会長は「競争力に配慮しながら可能性に応じて納税して行く用意がある」と発言しており、新税の実施はほぼ確実と見られる。

この間の経過を日本と比べて見ると、三つのことが言える。
一つは、国民所得が5千ドル/年足らず、貧困層が国民の4割を占める国でも、資本家は国際競争力を口実に、国民に犠牲を迫るということだ。これは、日本がペルー並みの生活水準に落ち込んでも、財界は「国際競争力」を口にし続けるだろうということを示唆している。
一つは、「国際競争力」は財界の最後のよりどころではないということだ。国際競争力がなくなれば日本は崩壊するかのように騒ぎ立てるが、実際のところはそこまで決定的な分岐点ではなく、国民との力関係が変われば妥協しうる、「便利なスローガン」に過ぎないということだ。
そしてもう一つは、国民生活と「国際競争力」の維持とを両立しうる適正・妥当な領域というものが存在しうるということだ。
交渉過程では、直近の国際価格と各企業の利益水準、今後5年間の業績見通しを勘案し新税の規模を算出したとされている。日本はモノカルチャー国家ではないから積算ははるかに複雑なものとなるだろうが、その構えさえあれば原理的には可能であろう。

企業税35%というのは、奇しくも日本のそれと一致する。まず税金を誰が出すか、誰から取るのかの議論を始めなければならない。その過程で初めて「国際競争力を疎外しない程度」についての議論が意義を持つことになる。「国際競争力」論が議論を拒否するための道具になってはいけない。

「データで見る東日本大震災」の連載が4回目。

信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫の6月特別調査の結果を報道している。これは全国の信金取引先1万6千社を対象にしたもので、回答率8%。

震災によって何らかの被害を受けた中小企業が全国で68%、実に2/3だ。地域別では東北地方90%、関東79%、首都圏71%となっている。
これは震災の二次被害(物流、原材料、受注)が予想以上の深刻さをもたらしていることの現われだ。

これを救済するには、「補償」だけでは足りない。中小企業、とりわけ製造業への振興策が必要であり、身近な金融機関である信用金庫への支援が鍵となるだろう。

太陽光発電協会が第二四半期の出荷統計を発表した。総出荷が26%増。産業用の伸びがとくに著明で前年比31%に達した。また輸出も好調で、メガソーラー需要を中心に23%伸びている。

だめになる産業もあれば、これから成長する産業もある。経済政策の根幹には、技術革新とその普及の見通しが必要だということだ。
大企業の既得権益を守るだけの政策では、この先やっていけないことははっきりしている。ものづくりと技術の重視に立脚した新たな産業政策が必要だ。そして何よりも、大企業と対決してでも産業構造の転換を断行していく政府の姿勢がもとめられている。

今回は二つともガルデルの十八番で、ほかに選択の余地はないから短く行きます

(15)我々が悲しみの夜 (Mi noche triste)

ガルデルが世に出た出世作です。ガルデルは男っぽい歌い手ですが、それはマッチョとしての男らしさではなく、もっと素直に自然ににじみ出た人間臭さだと思います。だから女性が歌っても全然違和感がないし、外国人が歌っても素直に曲の良さがしみじみと伝わってくるのです。

Mi Noche Triste - Carlos Gardel - Tango

初めて聞きましたが、旧盤です。すごい音です。

The tango I love (1): "Mi Noche Triste", Carlos ...

こちらが世間に流布する定番です。

mi noche triste - julio sosa

フリオ・ソーサはポスト・ガルデル世代の代表の一人で。ほとんどの曲をカバーしています。決してたんなるコピーではなく、独自の世界を築き上げています。(エドムンド・リベロの歌もありましたが、ひどいのでリンクしません)

Buenas Noches Bs.As. 2 ANIBAL TROILO HUGO DEL CARRIL

映画の演奏をアップロードしています。映像が見られることもさることながら、緊張感のある素晴らしい演奏です。トロイロ自身がバンドネオンの名手だということもわかるし、バンドマスターとしてはけっこう怖い人だということも感じられます。

VIRGINIA LUQUE - MI NOCHE TRISTE

これはすごい演奏です。テレビの録画映像で、すでにカラーの時代です。年は50歳前後でしょうか、完全にはまっています。この人はおそらく人格乖離(ヒステリー)で歌うときにはヒョウエ(憑き物つき)しているようです。それが当たればすごいし、外れてもすごくなりそうです。

Bandoneon Tango "Mi Noche Triste" V.Luque/orq.Firpo

前項の記載がこの映像でも確認されます。音はひどいが迫力はあります。

ZITARROSA-MI NOCHE TRISTE (TANGO)

まさかここにシタローサがあるとは思いませんでした。シタローサはウルグアイのフォルクローレ運動の旗頭で、軍事政権に国を追われ、メキシコで病死しました。この演奏けっこう味があります。

ORQUESTA JOSE BASSO - FIORENTINO - MI NOCHE TRISTE - TANG

フィオレンティーノは好きではないが、ホセ・バッソ楽団に敬意をはらって記載。

そのほか、リストに載せるほどではないが、サビナ・オルモスという馬面の歌手がいて、この曲はひどいが、「三つの思い出」という曲はうまく歌っている。

(16)帰郷 (Volver)

もうひとつガルデルの歌です。短いけどとても印象的な曲です。ちょっとハリウッド的な匂いがしますが、考えてみると、この時期ハリウッドはとても良かったのです。1930年代の後半に「ハリウッド的だ」というのは、ある意味で最高のほめ言葉かもしれません。

CARLOS GARDEL VOLVER

これが標準の演奏です。

CARLOS GARDEL VOLVER

これが映画のほうのファイルです。

hECTOR iSLAS - vOLVER / tANGO

YOUTUBEで名演奏を探すのは大変です。聞き逃しはつきものです。この演奏も検索順位は100番以下でした。

PORTOTANGO - Sin esquinas 2010 - Volver

現代的な演奏の代表です。これを聴くとあらためて、ガルデルを乗り越える難しさを感じずにはいられません。

Volver - Estrella Morente [Soundtrack "Volver" Pedro Almodovar]

なかには勇敢な人もいます。しかし…

Eliades Ochoa - Volver

これは「やったぜ」という感じ。見事にボレロに変身しました。冒涜ともいえますが。

Chano Lobato - Cancion por Bulerias - Volver

これも見事にフラメンコに変身。




(13)下り坂 (Cuesta Abajo)

HP: 私の記憶では、「下り坂」はスサーナ・リナルディのほうが良いのですが、とりあえずそれがラジオタンゴでとった音源の中にはないので、ガルデルにしておきます。

YOUTUBEでも、やはりなかった。スサーナ・リナルディはすべてに贅肉がついて醜くなった。一番悪いのは前頭葉の贅肉だ。

Carlos Gardel - Cuesta Abajo

こちらは映画からのアップ。画面にそこはかとなく色がついています。まさか1枚1枚色を塗ったわけではないのでしょうが、テクニカラーというんでしょうか。音も音盤と比べそん色ないものです。

Carlos Gardel - Cuesta Abajo

こちらが音盤からのもの。

Elio Roca cuesta abajo.wmv

これは思わぬ拾い物。美声で声に色気があり、張上げず(多少は張上げていますが、まぁタンゴですから)、癖がなく、聞きやすい。聞いた範囲では最高だと思う。

CUESTA ABAJO por Claudio Rojas Tango y Rolando Garcia Gomez.wmv

テレビのチェックだが、最近のものでハイビジョン。音もハイファイだ。演奏はガルデル時代を踏襲してギター1本のシンプルなバックで、語りかけるように歌う。これは良い。表情がきめ細やかな分、流れにやや欠けるが、立派なもの。

HUGO MARCEL - CUESTA ABAJO

カラーテレビの番組をビデオに落としたものだが、意外に音はよい。バックはピアノでもちろんモノ。ウーゴ・マルセルという人初耳だが、表情に過不足ない。

JERONIMO - Cuesta Abajo

ちょっとオーバーだが、色気のある声だ。ギターがバック、音はよい。

Libertad Lamarque "Cuesta abajo"

こちらも映画から落としたもの。熱演ですが、もう少し淋しい歌なのでは?

Roberto ''Polaco'' Goyeneche - Cuesta Abajo

「私にも歌えますよ」という程度。歌う必然性が感じられない。

ここまでやってきて思うのだが、良い女性歌手がいないですね。最近は…

(14)我がなつかしのブエノスアイレス (Mi Buenos Aires Querido)

HP: まさに名曲・名演。極めつけというのはこういうのを指して言うのでしょう。この歌を歌うのに、ガルデル以外の余人をもっては代えがたいという実感がつくづくします。「余人」が手を出さないという事情もたしかにありますが。

Carlos Gardel - Mi Buenos Aires querido - Tango

これが音盤からのアップです。映画からのものもありますが、リンクは省略します。

SEXTETO MAYOR " Mi Buenos Aires Querido" - "Onda 9"

セステート・タンゴの演奏です。曲そのものを聴くにはこちらのほうが良いかもしれません。

Omar Torres - Mi Buenos Aires querido

これは掘り出し物の演奏です。歌なしですが、ホンワカとしていい雰囲気です。Omar Torres y su Gran Orquesta de Cuerdas.の1982年の録音ということですが、ずいぶん古臭い音です。

MI BUENOS AIRES QUERIDO

こちらはMIGUEL CALO楽団に、MARGA FONTANAという歌手。古い録音ですが、悪くありません。

MI BUENOS AIRES QUERIDO

新しい録音で、ということになると、このくらいしか見当たりません。SEXTETO TANGOの伴奏で RAUL FUNES という歌手が歌っています。可もなく不可もなし。

Lucía D'Agostino canta Mi Buenos Aires querido (Gardel - Le Pera)

ルシア・ダゴスティーノという若手女性歌手が挑戦しています。結果は?

mi buenos aires querido Por Roberto Goyeneche

ゴジェネチェも当然カバーしていますが…

cantora SIMONE MI BUENOS AIRES QUERIDO

かえってシモーネのほうが良かったりして…


(11)黄昏のオルガニート (Organito De La Tarde)

HP: これもディサルリ楽団の十八番です。ディサルリでなければならないわけではないが、たしかにほかにこれといった演奏があるわけではありません。このマロ~ンとした雰囲気は(歌詞の中身は結構切羽詰っているが)、次の世代が受け継ぎにくいものなのでしょう。

CARLOS DI SARLI Y SU ORQ. TIPICA - ORGANITO DE LA TARDE

他に対抗馬もなく、ガチガチの本命です。音もディサルリとしては最上の部類に入ります。

Organito de la Tarde Francisco Canaro.wmv

カナロとしてもかなり古い録音ですが、それだけにカナロのひなたい音楽が心を和ませます。

ORGANITO DE LA TARDE (CATULO CASTILLO - Arreglo musical RUDY

メロディーラインをいじることなく、見事にマンボの名演奏に仕立てています。むかしレクォーナ・キューバン・ボーイズがこの曲を編曲したときは相当いじられていました。

ORGANITO DE LA TARDE

ガルデルの歌唱です。かなり古いものです。あえて聞くほどのものではありません。

Rodolfo Biagi - Organito de la Tarde

名演奏といっていいのでしょうが、いまひとつ迫力がありません。

Mercedes Sosa - El día que me quieras

すみません。この曲は後で採りあげる予定ですが、上記の演奏があまりにすごかったので、予定外にあげておきます。(ただし音は最悪)

(12)カミニート (Caminito)

HPでは一応、ホルヘ・マシェルを推していますが、消去法です。民主党の党首選びと同じです。

ホルヘ・マシェルは声の良さからすればタンゴ界最高ですが、その下品さには「どうして?」と戸惑います。

CARLOS GARDEL - CAMINITO

普通に選ぶならこっちでしょうね。たぶんホルヘ・マシェルを選んだときは気が動転していたのでしょう。彼のカミニートはYOUTUBEにはアップされていないようです。

Orquesta Miguel Caló - Lucho Gatica - Caminito - Tango

ミゲル・カロはいまどき一番の楽団だと思います。歌手はいまいちですが、この曲のトップといっても良さそうです。良い音で聞いてはいけないということもないでしょう。

Caminito (Tango) - Coro Polifónico de José C. Paz

混声合唱だが、残響が半端でない。どこかの教会で採ったのだろうか。複雑なことはせず、生地の良さで勝負している。

ESTELA URIARTE-Tango "Caminito"

ついに見つけた、という感じ。HPで「むしろフォルクローレ畑の歌手のほうが雰囲気が出るかもしれません」と書いたが、なかなかそのような音源には出会えずに来た。
これがそれだ。

一度に二曲づつではとうてい終わらない。少しがんばろう。

(09)夜明け(El Amanecer)

HPではディサルリを推した。
アマネセ-ルをどうしてロベルト・フィルポの自演盤にしないか、それはこのディサルリ盤を
聞いてもらえば分かってもらえるでしょう。まったく別の曲のようにも聞こえます。タンゴはこう
でなくっちゃというディサルリの強情さが伝わってきます。

と書いたが、YOUTUBEではディサルリ盤は聞けない。

Roberto Firpo - EL AMANECER

これが針音もゆかしい、ロベルト・フィルポの正調盤。

Juan D'arienzo - El amanecer.
聞いてみたらディサルリよりこちらのほうがよい。音質はきわめて良好、演奏も力強い。

El Amanecer Neotango Tango Passion

セステート・ネオタンゴの颯爽とした演奏。おそらくもとの音質は素晴らしいのだろうが、Up時に音割れしてしまったのが残念。と思ったら、別の人が同じ音源をあげてくれていた。この曲の最上の演奏といえる。

El Amanecer Alberti Teatro Maccio Octubre 2008

大編成の豪華なサウンドだが、へたくそでいやみ。 Orquesta Típica "Nelson Alberti"a lo D'Arienzo.5 de Octubre de 2008 とのクレジットあり。

El Amanecer.wmv
プグリエセの演奏。初めて聞いた。基本的にはスカ。

Tango Grill Live - El Amanecer
Pablo Agri, violin; Nicolas Ledesma, pianoと書いてある。あのアグリの息子なのだろうか。乗りはよいとはいえない。

Florindo Sassone y su orquesta típica (El Amanecer)
テレビのエアチェック。バンドネオン3つに対しバイオリンが6丁もある。これがサッソーネ・サウンドなのだろう。

Vale Tango En El Palais Chaillot - (París) - El Amanecer

シャイヨー宮殿のライブ。ドラマチックな演奏で、迫力満点。ただし音質はいまいち。

Juan Sánchez Gorio - El Amanecer

いやみのない素直できれいな演奏。それ以上を求める人には不向き。

(10)君を待つあいだ (Fumando Espero)

この曲は実はスペイン生まれの歌なんだそうです。訳には入っていませんが、“Fumando”という言葉がだいじです。ただ待っているのではなく、タバコを吸いながら待っていることがこの情景には必須なのです。

HPではディサルリ楽団を選びました。デアンヘリスの演奏もなかなか良いのですが、はかなさの感じられるところが他にない魅力です。

fumando espero-carlos di sarli

あまり音質が良くなくて、この録音だったかな? と思ってしまいます。

CARLOS DANTE ''FUMANDO ESPERO''.wmv

これは次点にしたデ・アンヘリス楽団の演奏です。歌手がカルロス・ダンテという人のようです。これでも十分と思いますが。

Fumando Espero ~ Tango

エクトル・バレラの歌で、録音が新しい点では、こちらのほうが良いかもしれません。

ARGENTINO LEDEZMA - FUMANDO ESPERO

どんな人か分かりません。歌手の名前なのか楽団の名前なのかも分かりません。しかしなかなか良いです。

ORQUESTA DONATO RACCIATTI - NINA MIRANDA - FUMANDO ESPER

早目のテンポで颯爽と歌いきっています。

SARITA MONTIEL ''FUMANDO ESPERO'' by J. Viladomat-Masanas. ...
ウームと唸ってしまいます。やはり男歌ではないでしょうか。それと、それなりに品格が必要ではないでしょうか。チンピラやあばずれではなく、貧しくともけなげに働く労働者という感じが欲しいです。

Fumando espero - Carlos Gardel.

さすがにガルデルは品がありますが、そこまでドラマチックに歌う歌なのでしょうか。

LIBERTAD LAMARQUE - FUMANDO ESPERO

ラマルケも歌っています。この人にしては珍しく素直に歌っていて、けっこう沁みてきます。

FUMANDO ESPERO IGNACIO CORSINI

この人はアディオス・ムチャーチョスの人でしょう。

Tango: Fumando espero por Dalva de Oliveira ("a Rainha da Voz" ...

カナロはここでは女性を起用していますが、凡庸です。音もさすがに古過ぎます。

Tango español: „Fumando espero" - Francisco Lomuto, 1927 !

良い演奏ですが、歌なしです。やはりこの曲は歌が欲しい。

ORQUESTA SUPER COLOSAL Fumando Espero.wmv
キューバのチャランガ・バージョンで、ゲテモノと言えばゲテモノですが、意外に面白い。エンリケ・ホリンの曲だといっても通用します。



(07)大きな人形 (A La Gran Muneca)

ホームページではカルロス・ディサルリ楽団を推しています。以下はその説明。

ディサルリというのは「泣かせ」の芸を会得した手練れという感じです。弦を叩くようなスタッカートと、思いっきりレガートを利かせたポルタメントを交互に繰り返し、たたみ掛けていきます。あざといといえばあざといのですが、それだけではない何かプラスアルファがあるのでしょう。

A LA GRAN MUNECA/carlos dis sarli

YOUTUBEでもディサルリ楽団の音源が手に入ります。

A la gran muñeca-Juan D'Arienzo

さすがダリエンソという感じ。しかし最初から勝負はあきらめた感じの演奏。

Orquesta JUAN D'ARIENZO . 78 Video CLUB - " A LA GRAN MUÑECA ...
と思ったら、さにあらず。すごい演奏があった。テレビ放送のエアチェック。当然モノだが意外に音はよい。擬似ステ化しているのか? grabacion del 17 de Diciembre de 1963 -とのコメントがある。全盛期は過ぎているのかもしれないが熱演だ。

A LA GRAN MUÑECA

デ・アンヘリス楽団の演奏。これも音に厚みがあって、良い演奏だ。もうひとつこれは昔のラジオ番組のエアチェックらしい。これが意外に良い。ただしかなり音飛びしている。

A la gran muñeca, tango, Florindo Sassone y su orquestra típica

この演奏は最近のもので、音は一番よい。弦を重視したコンチネンタル風に仕上げている。きれい過ぎるともいえる。しかし間違いなく一流だ。

Orquesta Héctor Varela - A La Gran Muñeca - Tango

あざとさが売りのエクトル・バレラ楽団の演奏。お勧めはしない。

Recordando a Libertad Lamarque... A LA GRAN MUÑECA

よくこんな音源を捜してきたね、というくらいひどい音だ。「耐えがたきを耐え…」レベルだ。

(08)バイア・ブランカ ( Bahia Blanca)

おそらく誰がタンゴの名曲を選んでも5本の指に入るディサルリの名曲です。

TANGO(17)入門 バイア・ブランカ BAHIA BLANCA(Di Sarli) Carlos ...

欲深ですが、この演奏のままで、もう少し良い録音で聴きたいものです。と書いたあと、これを見つけました。音源は同じはずですが、高音が補償され、ビビリが減少するなど音質が改善しています。ありがとうございます。

TANGOS Carlos Di Sarli Bahia Blanca

クレジットで見る限りはっきりしないのですが、ディサルリの新盤のようです。確かに音は良いのですが旧盤の下品なほどのすすり泣きはなくなっています。

それにしても、これほどの名曲、YOUTUBEでは誰もカバーしていない!

「要綱」の「貨幣の成立と本質」で一見未来社会論みたいなものが語られているが、読み通してみるとたいしたことは語っていない。彼が言いたかったのは、「ここから出発するしかないんだ」ということであり、そのためには「ここがどこなのか、どういうところなのかを分析し批判するしかないんだ」という主張である。

共同体が滅亡し個人が切り離されたという側面が一つ、交換、その物象としての貨幣が共同体を滅ぼし自らの共同性に包摂したという側面がもう一つ。
「貨幣それ自体が共同制度(ゲマインヴェーゼン)なのであって、自分の上に他のものが位することを許さない」
「それは交換価値=貨幣制度の完全な発展を想定し、それに照応する社会組織(ゲゼルシャフト)の完全な発展を想定している」

しかし交換は対立であり、対立であるがゆえに止揚されなければならない運命にある。さらにその元となる資本主義的領有の否定にある。とすれば、交換の代わりに結合が生まれなければならないだろう。
これは「貨幣を廃止すれば資本主義が克服できる」とするプルードン主義者との論争である。貨幣ではなくその基礎にある交換という対立を止揚するというのがマルクスの主張である。
しかしその「自立した諸個人の結合」のありようは、「みんなで考えようぜ」ということだ。交換が止揚されれば「自立した諸個人の結合」が自然に生まれ出て来るようにも思われる。ここはやはりマルクスの理論の未達点だろう。
「交換」が最終的に消滅するまでには相当の時間がかかるだろう。一つつぶしてもまた出てくる。そうなると「永続革命」ということになる。このままでは社会主義は「クレド」に過ぎない。

のちに「労働者階級の役割」への言及が出てくるが、それは別のコンテキストだろう。

「要綱」65ページ
すべての神話は、想像を通じて自然力に打ち勝ち、自然を支配する形を描くのである。したがってそれらは自然力に対する現実的な支配とともに消えうせる。

政府・発電会社は「安全神話」をふりまいたが、もっと大きな意味で、私たちは原子力に対する神話の時代に生きているといえるだろう。

本日の赤旗に表題のごとき記事が掲載された。
「ごとき」というのは記事が整理されていないから不分明だということで、もう少し独自調査を踏まえて、的を絞って、ことの重大性を明らかにすべきだと思う。

事実としては以下のようになる。
*東電は津波の試算を3年前に行っていた。これだけで想定外はウソだったことがはっきりした。
*東電は試算結果を受け、経営陣も了承した上で、土木学会に評価基準の見直しを要請した。
*東電は今年3月7日(大震災の4日前)に試算の結果を保安院に報告した。
これらのことを、東電の原子力担当責任者が明らかにした。

つまり、①地震・津波は「想定外」だったのではなく、想定されていたにもかかわらず対策を怠ったということであり、②幹部は十分に想定していたにもかかわらず、公の場でウソをつき続けたということである。

①についてはいろいろ言い訳もあるだろうが、②については許しがたいことであり、断罪が必要である。

もうひとつ大事なことは、「未曾有かつ想定外の災害であった」ことを前提にして議論を組み立ててきた多くの論者は、このたび明らかになった事実に眼をつむったままでいてはならないということである。原発の是非をめぐる論争はこれからも続くと思われるが、電力会社のモラルへの信頼性はその根幹に横たわる問題である。

電力会社のトップが嘘をついて恥じない状況の下で、それに抗議しようともしない人々に、原発について語る資格があるだろうか。
議論の前に、「それであなたは東電に抗議しましたか? 幹部の断罪を求めましたか? 少なくとも幹部糾弾の姿勢を明らかにしましたか?」と問いかけなければならない。


この発表を受けた東電の西沢社長は「津波の源が分からなかったので、影響が把握できなかった」と述べているが、これでは答えになっていない。そもそも何を言っているのかわからない。記者会見に居合わせた人たちは、もう少しましな答弁を引き出すべきだったろう。

赤旗にはこんな記事があった。

2011.04.21 赤旗

 東京都墨田区議会で、浜岡原子力発電所に関して、二つの陳情が不採択になりました。

 浜岡原発の放射能災害を防ぐ陳情は、区が放射能災害対策を策定し、安定ヨウ素剤の常備や避難方策、放射能汚染のない食料・飲料水などの確保を求めたものです。
 自民党は「災害対策計画を立てるというのは必要ない」、公明党も「起こる可能性が極めて低いような災害」「(食料や飲料水の備蓄は)大変な金がかかる」と不採択を主張しました。
 浜岡原発震災を未然に防ぐ陳情を審議した区議会委員会では、自民は「原発を直ちに否定することは難しい」、公明も「代替エネルギーがない」と陳情に反対。

 委員会で採択を主張した民主党は、本会議で不採択に賛成しました。

火の玉で有名な早稲田の名物教授大槻義彦氏は、ブログで気勢を上げている。



公明党よ、恥を知れ

7月8日、衆議院 本会議、公明党の佐藤議員が菅総理を追及した。『。。。失政を重ねながら居座り続ける恥知らずな史上最低な首相。。。』 これに対してめずらしく声を張 り上げ、激しく菅総理は反論した。『。。。今回の事故は、長年与党だった公明党の皆さんにも責任の一端はある。すべての失政を押し付け責任を免れようとす る。。。』と。

これだけ激怒して反発した総理ははじめてである。拍手喝采!恥知らずはどっちか?

菅総理が周囲の反対を押し切って浜岡原発の 停止と今回のストレステストの導入に踏み切ったのは彼の国民を守るという根本的な政治理念からきている。静岡沖で大地震が起こる確率が87%と予測されて いるものを平気で原発運転継続させることは国民を守る立場から許されない。

宮城、福島沖で巨大地震の確率が99.9%と予測された2006 年、福島原発、女川原発をチェックし、止めることもなく大災害にいたらしめた時点の政府はどこのどいつだったか。自民、公明こそこのときの与党であった。

それを現政権のせい、としゃあしゃあとうそぶいているのは公明党であり、恥知らずはどちらか!

財務省が発表した円高緊急対策。中身がひどい。
1.円換算80兆円の外為特別会計の外貨資産を活用し日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)を支援する。
2.このため1年間の時限つきで最大1千億ドルの融資枠を創設する。
3.“円高で打撃を受ける中小企業”を支援するため、海外進出のための資金供与も行う。
何のことはない円高を口実にした大企業奉仕ではないか。中小企業といっても大企業の関連・下請け企業を海外に連れ出す費用を負担させるだけではないか。

中小企業支援というが、彼らが海外に進出すれば、産業は空洞化する。雇用はますます厳しくなる。
これは私たちが言っていることではない。まさに経団連の脅し文句そのままだ。経団連はそれを防ぐために税を軽減せよと主張している。

たしかに、最近の急激な円高の最大の理由は、アメリカとヨーロッパの先行き不透明感から来る「雨宿り」現象だ。しかし120円からの連続する円高傾向はそれでは説明できない。それはデフレ円高に他ならない。給料が下がって、消費が低迷し、物価がそれにつれて下がるという連鎖の中で、見かけ上、円の価値が増大したのだ。

雇用の改善、労働条件の改善につながる対策、少なくともそれらをさらに悪化させることのないようにするのが真の対策だ。そうでなければ、それは巡り巡って円高をさらに昂進させる結果となるだろう。

赤旗のシリーズ「原発と各党」、本日は公明党の巻。気になったのが次の一節。

…公明党は今年5月、政府が行った静岡県の浜岡原発の運転停止命令に対して猛烈な反対運動を展開…

恥ずかしながら、この事実は知らなかった。しかしそれ以上の説明はない。そこで「公明党」と「浜岡原発」で検索をかけてみた。あまりそれに相当するような記事はない。

5月10日に、山口代表が「法的根拠のないことを突然首相自らの判断でやってしまうことに大きな危惧を感じざるを得ない。政治主導に名を借りた誤った行政権の暴走だ」と非難したくらい。これとて、いま考えるととんでもない発言だが。

検索ページをずっとめくっていくと、ようやく次の記事にあたった。

Twib - 今日の国会。公明党の魚住議員が浜岡原発を止めた事に中電社長 ..

公明党の魚住議員が浜岡原発を止めた事に中電社長様まで呼んで猛抗議。野党側から、普通はそんな事出来ないと野次が飛ぶ。殆どの政治家って原子力村の方々なんだと痛感。浜岡が事故起こしたら責任取る覚悟あるのか、この連中。seiji ...

公明 原発対応で協議会設置へ – NHK | 気になるトップニュースのまとめ

2011年5月13日 – 公明党は、中部電力浜岡原子力発電所が、菅総理大臣の要請で運転を停止することについて、原発を抱えるほかの地域への影響が懸念されるとして、党内に協議会を設けて、対応を検討することにしています。

しかし、リンク先は切れている。

そこで公明党、魚住、国会質問、で検索をかけて議事録を引っ張り出した。以下はその内容。


今日は、中部電力さん、お見えいただいております。私は苦渋の選択をされた中部電力に本当に心から敬意を表したいと思っております。

総理が突然要請をしたことで、中部電力さんも本当に苦渋の選択だろうと思います。命令だったらまだ分かりますが要請です。責任がどこにあるんですか。

法的根拠もない、科学的な根拠も、87%とか84%とか言われているけど、そうなると全国すべて停止しなければいいけない、となってくるわけです。どう考えても政治的パフォーマンスというふうに言わざるを得ない。

 再開できるようになるまで、例えば2年だったら5千億と、そういうような試算、総理、 これ支援しないとまずいでしょう。国としてきちっ と補償せぬと憲法29条からみて大問題になりますよ。株主さんにどうやって説明するんですか。


答弁 省略

総理、それは具体的な請求書が来てからという話だと思いますけれども、しかし、株主総会を目の前にして、「総理からきちっとした言葉をちょうだいしました」と説明できないじゃありませんか。「きちっと全部補償しますよ」と言ってもらわなきゃいけないと思いますが。

中電の会長がカタールまで行った。ホルムズ海峡に海賊が出て(タンカーが)通れなかったら、中部は大停電を起こしかねないですよ。そういうことまで考えて要請を決定したんですか。御答弁いただきたい。

以下略


やくざの難癖と同じで、それなりに筋は通っている。さすがは東大法学部卒である。「こっちも痛んでいるんですよ。オタクら大体やり方が筋が通っていませんよ。可愛い舎弟があぁやって泣いているんだ。このオトシマエどうつけてくれるんですか」
違うのは「可愛い舎弟」が、実は泣く子も黙る中電だということ。「兄貴」顔しているが、こっちはただの雇われ三百代言にしか過ぎないということだ。

傍から見れば一目瞭然の猿芝居だが、本人はそれと分からぬほどに大企業との距離感が消失してしまっている。伸介のセリフを借りるなら、「ここまでセーフ」と思い込んでしまっている。こういうのを世間では「堕落」という。

(05)動機 (El Motivo)

この曲もHPではアニバル・トロイロを推しています。

"El Motivo" - Anibal Troilo y Astor Piazzolla

という音源があって、バンドネオンのデュエット、1970年の録音だそうです。好事家にはたまらないでしょうが、私のごとき素人にはちょっと…

Tango El Motivo por Roberto Goyeneche y Aníbal Troilo

テレビからの録画で、「ゴジェネチェというのがこういう顔でこう歌っていたんだな」というのが分かります。

Polaco Goyeneche - El Motivo

ゴジェネチェがorquesta de Raúl Garelloというバンドをバックにうたった録音。とりあえずYOUTUBE上の標準音源としておきます。このねっとり感はいささかもたれますが…

CARLOS GARDEL - POBRE PAICA (EL MOTIVO)-(1920).

こんな音源があるとは知りませんでした。声は若々しいが荒削り、うまいとは言えない。

ORQUESTA ALBERTO MANCIONE - FIORENTINO - EL MOTIVO

フィオレンティーノの歌にはインスピレーションがない。どうして有名なのか分からない。

Susana Rinaldi sings "El Motivo" with the Seleccion Nacional de Tango

レオポルド・フェデリコのバンドネオンにMario Abramovich、Nicolas Ledesmaというすごい顔ぶれのオルケスタ。歌手はお気に入りのスサナ・リナルディとくればさぞやと期待したが、見事にはずれ。トリオをバックの歌唱エステバン・モルガド四重奏の伴奏もあるが、リズム感の欠如はいかんともしがたい。スサナは名を惜しむべきであった。(ちなみにスサナ・リナルディの最高の演奏はガルデルのカバーの「下り坂」)

ALFREDO BELUSI - El Motivo

VÍCTOR RUIZ EN "EL MOTIVO" (Pascual Contursi y Juan Carlos Cobián,

以上の二つ、あえてお勧めはしない。好き嫌いはあるだろうが…

(06)アディオス・ノニーノ (Adios Nonino)

お勧めはピアソラの自演版。

Adios Nonino - Astor Piazzolla

これは74年のスタジオ録音。現在の演奏よりはだいぶシンプルでごつごつした感じ。

ASTOR PIAZZOLLA "ADIOS NONINO" [HQ]「「

これが定番と呼ばれる9分にわたる演奏。Concert in Utrecht, Netherlands.1985.と書いてある。

sexteto mayor adios nonino

実は私が好きなのはこちらの方。まずバンドネオンがはるかにうまい。ピアノが変にムード音楽っぽくない。というか、プグリエセっぽい。

クラシック畑の人がずいぶん手出しをしていて、もはやレパートリーの一つとさえなっているようだ。しかし私にはいまひとつピンと来ない。ピアソラはふつうのタンゴではないが、やはりタンゴなのであって、クラシックなのではない。
そこにはまなじりを決した「疾走感」が必要なのだ。

Ensemble Contraste - Adios Nonino - Snook (By: Thomas_AV)

タンゴは港町の生まれ、貧民街の夜の喧騒から生まれた剣呑な音楽だ。その雰囲気がこの演奏には出ている。

Editus - Adios Nonino

この曲に必要なのはもうひとつ、パンパの草いきれだ。大都会のブエノスアイレスも、町を一歩出れば見渡す限りの大草原。その雰囲気がこの演奏には出ている。

Michel Camilo & Tomatito - Adios Nonino

ギター弾きにはリズム音痴が多くて好きになれないのだが、このトマティートの演奏は良い。トマティートはフラメンコ・ギターの名手で、本名をJosé Fernández Torres Tomatitoというらしい。

ほかにも良い演奏がたくさんある。

Adios Nonino (Astor Piazzolla) - Tango For Four

「1999年、フィンランドでタンゴを演奏するために創設された楽団。豊かなタンゴ文化を誇るアルゼンチンと、フィンランド国内のタンゴを融合させて、新しいタンゴを生み出そうと試みている」そうだ。

Esteban Morgado-Adiós nonino

最近売り出し中の4重奏団。モルガドのギターにバイオリン、バンドネオン、ベースの編成。小編成だけに曲により向き不向きがある。

JOSE LIBERTELLA - ROBERTO GRELA - ADIOS NONINO - TANGO

リベルテラのバンドネオンとギターのデュオという簡素な組み合わせ。しかし色彩は豊かだ。

7月の工作機械受注総額が1134億円、前年比35%も伸びている。
震災特需で上がっているのだろうと思ったら、まったく違う。
①震災でも中断することなく、20ヶ月連続の増加である。(ドル換算ではどうなのだろう?)
②基本は外需である。(外需41%増、内需22%増)
③修正予想では11年度受注額は1兆3千億円、うち外需が9千億円とされる。

輸出先は圧倒的に中国であり、もはや日本の輸出産業は中国なしには生きていけない状況になっている。また、消費財ではなく生産財が伸びているということは、一般的な生産能力の格差が急速に狭まりつつあることを示している。

総裁選がいろいろ噂になっているようだが、親米反中・極右の前原で本当に良いのか、米倉の新アイドルで前原を上回る極右の野田財務相で本当に良いのか。

前の記事で国内への生産拠点の集約の理由が「需要の変化へのすばやい対応」にあると書いたが、「すばやい対応」とはなにか、が以下の引用を見れば分かる。

これはhey hey heydays*というブログの「REGZA Phoneの良いところ、そうでもないところ&レビュー記事まとめコメントなど」というページの紹介である。

感心するのはとにかくスピードが速いことである。10月に東芝から会社を買収して、11月に新製品を発売して、それから1ヶ月あまり後には、あらかた使用体験が出尽くして、まとめの段階に入っているのだ。

で、紹介に入るが、実は言っていることがほとんど分からない。情報リテラシーの欠如がすでに相当深刻な状態に陥っていることが、改めて実感される。


良いところ

防水

何はともあれ、防水。お風呂で快適に使える、ランニングアプリを使ったり、料理中にレシピを参照したりといった使い方ともできて便利で楽しい。

それに、水でジャバジャバ洗える、というのも意外に嬉しい。タッチスクリーンが一日使っていると結構指紋で汚れるので。

アプリ

フィーチャーフォンとスマートフォンで大きな違いのひとつが「アプリ」。アンドロイドマーケットも十分に充実していて、便利なものや役立つもの、楽しいもの等々、たくさん揃っている。

一度スマートフォンに移行してアプリの魅力を知ってしまうと、フィーチャーフォンには戻れないのでは、と思う。

ディスプレイ

モバイルREGZAエンジン搭載、ってことでディスプレイがことのほか綺麗。特にYouTubeがクリアで綺麗に見える。

あと、撮影した写真や動画も大画面でかなりきれいに見れる。

そうでもないところ

spモード

これはREGZA Phoneのせい、というよりもspモードアプリのせいかなとも思うけど、とにかく遅い。メールを開くのにかなり待たされるし、画面遷移もゆっくーり。

フィーチャーフォンからスマートフォンに移行する際に、iモードのメールアドレスをそのまま使える!というのでとても大きなポイントとなっているけど、アプリの使い勝手が非常によくないのが残念。

ハードボタンの配置

具体的には本体右横にある電源・スリープボタンの配置が使いづらい。

音量調整ボタンの上の割と近い位置に配置されているので、YouTubeやワンセグを見ていて音量を調整しようとして電源・スリープボタンを押してしまい、画面が消える(スリープする)ということがしばしば。

WiFi接続

スマートフォンはWiFi接続にも対応しているというのがスタンダードと言っていいと思うのだけど、このWiFi接続がREGZA Phoneでは不安定。

iPod touchやiPad、Galaxy Sでは問題なく接続できているのだけど、REGZA Phoneではうまく接続できない、ということが結構頻繁に起きる。特にスリープすると電源節約のために自動でWiFiが切断されるのだけど、スリープか ら復帰したときに再接続できない、というのがよく起きる。

なので、常にWiFi接続しているか、あるいはWiFiでのインターネット接続は諦めて常に3G接続でデータ通信するか、というようなことが必要になる。

このWiFiの不安定さについては、今後のアップデートで改善されていくことを強く期待!という意味でも、あえてここで書いておきます。


てな具合。携帯のメールも使えないおっさんには縁なき世界だが、これがとてつもなく巨大な近未来市場であることは実感する。そして市場での勝者となるためには顧客目線と猛烈なスピードが鍵となること、そしてそれこそがかつての日本企業の持っていた最大の優位点だったよねぇ、ということも心から実感する。

それこそが米倉会長に欠けている最大の欠点だということも痛感する。「前掛け外して、上から目線」では日本の未来は見えないぞ!

びっくりするような記事が載っていた。
富士通がKDDI向けに開発した「レグザフォン」が大当たりして生産が追いつかない状況になった。そこで兵庫県に製造ラインを作り7月までに移管を終えたそうです。
名前からも分かるようにこれは元々東芝のブランド。東芝は中国企業に生産を委託していたが、売れ行きさっぱりで、去年10月に売却したのです。それが新製品を出したとたんに売れ始めたという経過です。
電機業界ではコスト削減のため海外に生産委託するのが主流ですが、富士通は「国内で生産したほうが需要の変化にすばやく対応できる」と判断し、あえて生産ラインの国内集約に踏み切ったということのようです。
富士通といえば能力給で社内の人間関係がずたずたになったことで知られた会社。これがどういう結果になるのか、注目に値します。

トヨタとフォードがハイブリッド技術で提携すると発表された。
フォードというとブリジストンの訴訟以来、どうも日本人には好感が持てない会社だった。
しかしその後フォードは生まれ変わったようだ。あの訴訟のときの悪役社長はその後首になり、フォード家の御曹司が会長職についた。トヨタと同じだ。
この社長は海外のブランドを次々に手放し、M&Aから手を引き、技術を再構築し、国内でのものづくりに集中しようとしているようだ。今のところ結果は出ていないようだが、たぶん今のトヨタと気分はともにできるのだろう。

与謝野経済財政担当相が、内閣府の研究報告の公表を機に記者会見。
「経済成長や物価上昇によって財政健全化が達成できるというのは“偽りの伝説”であり、“霊感商法みたいなもの”とこき下ろした。
そもそもこの報告は「経済成長と財政健全化の関係を分析」するためのもの。報告書の結論はもう少しおとなしく、
1.高い経済成長による税収の自然増収を期待することは適当ではない。
2.物価上昇(いわゆる政策インフレ)では財政収支が改善するとは限らない。
というもので、そもそも低成長下における財政を念頭におく限りでは妥当な結論だろう。

問題は入り口と出口の二つある。
低成長は私たちが長期にわたり甘受しなければならない“運命”なのか、そもそも低成長をきたした理由を分析し、その克服の展望を明らかにしない限り、小手先の議論にしかならない。
出口の問題としては、ここでは書かれていないが、果たして消費税なのか、という議論である。
少なくとも低成長であっても、マイナス成長にはしないという観点がなければ、財政再建論は底が抜けてしまう。経済再建のビジョンなき財再建策は無意味だ。そのことは、この間の経過で散々叩き込まれてきた教訓ではないか。
もうひとつは、財政再建論者としてその正統性を気取るなら、徴税体系の正道である所得税を根幹とする高度累進課税、企業への法人税の厳正な徴収、要するに「あるものから取る」原則を前面に押し出す必要がある。
それでなければ財政通を表看板にした財界の回し者による、国際競争力という「偽りの伝説」を口実にする「霊感商法」とのそしりを受けてもやむをえないだろう。

↑このページのトップヘ