鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

中身が雑多なので、右側の「カテゴリー」から入ることをお勧めします。 http://www10.plala.or.jp/shosuzki/ 「ラテンアメリカの政治」がH.Pで、「評論」が倉庫です。「なんでも年表」に過去の全年表の一覧を載せました。

一度に二曲づつではとうてい終わらない。少しがんばろう。

(09)夜明け(El Amanecer)

HPではディサルリを推した。
アマネセ-ルをどうしてロベルト・フィルポの自演盤にしないか、それはこのディサルリ盤を
聞いてもらえば分かってもらえるでしょう。まったく別の曲のようにも聞こえます。タンゴはこう
でなくっちゃというディサルリの強情さが伝わってきます。

と書いたが、YOUTUBEではディサルリ盤は聞けない。

Roberto Firpo - EL AMANECER

これが針音もゆかしい、ロベルト・フィルポの正調盤。

Juan D'arienzo - El amanecer.
聞いてみたらディサルリよりこちらのほうがよい。音質はきわめて良好、演奏も力強い。

El Amanecer Neotango Tango Passion

セステート・ネオタンゴの颯爽とした演奏。おそらくもとの音質は素晴らしいのだろうが、Up時に音割れしてしまったのが残念。と思ったら、別の人が同じ音源をあげてくれていた。この曲の最上の演奏といえる。

El Amanecer Alberti Teatro Maccio Octubre 2008

大編成の豪華なサウンドだが、へたくそでいやみ。 Orquesta Típica "Nelson Alberti"a lo D'Arienzo.5 de Octubre de 2008 とのクレジットあり。

El Amanecer.wmv
プグリエセの演奏。初めて聞いた。基本的にはスカ。

Tango Grill Live - El Amanecer
Pablo Agri, violin; Nicolas Ledesma, pianoと書いてある。あのアグリの息子なのだろうか。乗りはよいとはいえない。

Florindo Sassone y su orquesta típica (El Amanecer)
テレビのエアチェック。バンドネオン3つに対しバイオリンが6丁もある。これがサッソーネ・サウンドなのだろう。

Vale Tango En El Palais Chaillot - (París) - El Amanecer

シャイヨー宮殿のライブ。ドラマチックな演奏で、迫力満点。ただし音質はいまいち。

Juan Sánchez Gorio - El Amanecer

いやみのない素直できれいな演奏。それ以上を求める人には不向き。

(10)君を待つあいだ (Fumando Espero)

この曲は実はスペイン生まれの歌なんだそうです。訳には入っていませんが、“Fumando”という言葉がだいじです。ただ待っているのではなく、タバコを吸いながら待っていることがこの情景には必須なのです。

HPではディサルリ楽団を選びました。デアンヘリスの演奏もなかなか良いのですが、はかなさの感じられるところが他にない魅力です。

fumando espero-carlos di sarli

あまり音質が良くなくて、この録音だったかな? と思ってしまいます。

CARLOS DANTE ''FUMANDO ESPERO''.wmv

これは次点にしたデ・アンヘリス楽団の演奏です。歌手がカルロス・ダンテという人のようです。これでも十分と思いますが。

Fumando Espero ~ Tango

エクトル・バレラの歌で、録音が新しい点では、こちらのほうが良いかもしれません。

ARGENTINO LEDEZMA - FUMANDO ESPERO

どんな人か分かりません。歌手の名前なのか楽団の名前なのかも分かりません。しかしなかなか良いです。

ORQUESTA DONATO RACCIATTI - NINA MIRANDA - FUMANDO ESPER

早目のテンポで颯爽と歌いきっています。

SARITA MONTIEL ''FUMANDO ESPERO'' by J. Viladomat-Masanas. ...
ウームと唸ってしまいます。やはり男歌ではないでしょうか。それと、それなりに品格が必要ではないでしょうか。チンピラやあばずれではなく、貧しくともけなげに働く労働者という感じが欲しいです。

Fumando espero - Carlos Gardel.

さすがにガルデルは品がありますが、そこまでドラマチックに歌う歌なのでしょうか。

LIBERTAD LAMARQUE - FUMANDO ESPERO

ラマルケも歌っています。この人にしては珍しく素直に歌っていて、けっこう沁みてきます。

FUMANDO ESPERO IGNACIO CORSINI

この人はアディオス・ムチャーチョスの人でしょう。

Tango: Fumando espero por Dalva de Oliveira ("a Rainha da Voz" ...

カナロはここでは女性を起用していますが、凡庸です。音もさすがに古過ぎます。

Tango español: „Fumando espero" - Francisco Lomuto, 1927 !

良い演奏ですが、歌なしです。やはりこの曲は歌が欲しい。

ORQUESTA SUPER COLOSAL Fumando Espero.wmv
キューバのチャランガ・バージョンで、ゲテモノと言えばゲテモノですが、意外に面白い。エンリケ・ホリンの曲だといっても通用します。



(07)大きな人形 (A La Gran Muneca)

ホームページではカルロス・ディサルリ楽団を推しています。以下はその説明。

ディサルリというのは「泣かせ」の芸を会得した手練れという感じです。弦を叩くようなスタッカートと、思いっきりレガートを利かせたポルタメントを交互に繰り返し、たたみ掛けていきます。あざといといえばあざといのですが、それだけではない何かプラスアルファがあるのでしょう。

A LA GRAN MUNECA/carlos dis sarli

YOUTUBEでもディサルリ楽団の音源が手に入ります。

A la gran muñeca-Juan D'Arienzo

さすがダリエンソという感じ。しかし最初から勝負はあきらめた感じの演奏。

Orquesta JUAN D'ARIENZO . 78 Video CLUB - " A LA GRAN MUÑECA ...
と思ったら、さにあらず。すごい演奏があった。テレビ放送のエアチェック。当然モノだが意外に音はよい。擬似ステ化しているのか? grabacion del 17 de Diciembre de 1963 -とのコメントがある。全盛期は過ぎているのかもしれないが熱演だ。

A LA GRAN MUÑECA

デ・アンヘリス楽団の演奏。これも音に厚みがあって、良い演奏だ。もうひとつこれは昔のラジオ番組のエアチェックらしい。これが意外に良い。ただしかなり音飛びしている。

A la gran muñeca, tango, Florindo Sassone y su orquestra típica

この演奏は最近のもので、音は一番よい。弦を重視したコンチネンタル風に仕上げている。きれい過ぎるともいえる。しかし間違いなく一流だ。

Orquesta Héctor Varela - A La Gran Muñeca - Tango

あざとさが売りのエクトル・バレラ楽団の演奏。お勧めはしない。

Recordando a Libertad Lamarque... A LA GRAN MUÑECA

よくこんな音源を捜してきたね、というくらいひどい音だ。「耐えがたきを耐え…」レベルだ。

(08)バイア・ブランカ ( Bahia Blanca)

おそらく誰がタンゴの名曲を選んでも5本の指に入るディサルリの名曲です。

TANGO(17)入門 バイア・ブランカ BAHIA BLANCA(Di Sarli) Carlos ...

欲深ですが、この演奏のままで、もう少し良い録音で聴きたいものです。と書いたあと、これを見つけました。音源は同じはずですが、高音が補償され、ビビリが減少するなど音質が改善しています。ありがとうございます。

TANGOS Carlos Di Sarli Bahia Blanca

クレジットで見る限りはっきりしないのですが、ディサルリの新盤のようです。確かに音は良いのですが旧盤の下品なほどのすすり泣きはなくなっています。

それにしても、これほどの名曲、YOUTUBEでは誰もカバーしていない!

「要綱」の「貨幣の成立と本質」で一見未来社会論みたいなものが語られているが、読み通してみるとたいしたことは語っていない。彼が言いたかったのは、「ここから出発するしかないんだ」ということであり、そのためには「ここがどこなのか、どういうところなのかを分析し批判するしかないんだ」という主張である。

共同体が滅亡し個人が切り離されたという側面が一つ、交換、その物象としての貨幣が共同体を滅ぼし自らの共同性に包摂したという側面がもう一つ。
「貨幣それ自体が共同制度(ゲマインヴェーゼン)なのであって、自分の上に他のものが位することを許さない」
「それは交換価値=貨幣制度の完全な発展を想定し、それに照応する社会組織(ゲゼルシャフト)の完全な発展を想定している」

しかし交換は対立であり、対立であるがゆえに止揚されなければならない運命にある。さらにその元となる資本主義的領有の否定にある。とすれば、交換の代わりに結合が生まれなければならないだろう。
これは「貨幣を廃止すれば資本主義が克服できる」とするプルードン主義者との論争である。貨幣ではなくその基礎にある交換という対立を止揚するというのがマルクスの主張である。
しかしその「自立した諸個人の結合」のありようは、「みんなで考えようぜ」ということだ。交換が止揚されれば「自立した諸個人の結合」が自然に生まれ出て来るようにも思われる。ここはやはりマルクスの理論の未達点だろう。
「交換」が最終的に消滅するまでには相当の時間がかかるだろう。一つつぶしてもまた出てくる。そうなると「永続革命」ということになる。このままでは社会主義は「クレド」に過ぎない。

のちに「労働者階級の役割」への言及が出てくるが、それは別のコンテキストだろう。

「要綱」65ページ
すべての神話は、想像を通じて自然力に打ち勝ち、自然を支配する形を描くのである。したがってそれらは自然力に対する現実的な支配とともに消えうせる。

政府・発電会社は「安全神話」をふりまいたが、もっと大きな意味で、私たちは原子力に対する神話の時代に生きているといえるだろう。

本日の赤旗に表題のごとき記事が掲載された。
「ごとき」というのは記事が整理されていないから不分明だということで、もう少し独自調査を踏まえて、的を絞って、ことの重大性を明らかにすべきだと思う。

事実としては以下のようになる。
*東電は津波の試算を3年前に行っていた。これだけで想定外はウソだったことがはっきりした。
*東電は試算結果を受け、経営陣も了承した上で、土木学会に評価基準の見直しを要請した。
*東電は今年3月7日(大震災の4日前)に試算の結果を保安院に報告した。
これらのことを、東電の原子力担当責任者が明らかにした。

つまり、①地震・津波は「想定外」だったのではなく、想定されていたにもかかわらず対策を怠ったということであり、②幹部は十分に想定していたにもかかわらず、公の場でウソをつき続けたということである。

①についてはいろいろ言い訳もあるだろうが、②については許しがたいことであり、断罪が必要である。

もうひとつ大事なことは、「未曾有かつ想定外の災害であった」ことを前提にして議論を組み立ててきた多くの論者は、このたび明らかになった事実に眼をつむったままでいてはならないということである。原発の是非をめぐる論争はこれからも続くと思われるが、電力会社のモラルへの信頼性はその根幹に横たわる問題である。

電力会社のトップが嘘をついて恥じない状況の下で、それに抗議しようともしない人々に、原発について語る資格があるだろうか。
議論の前に、「それであなたは東電に抗議しましたか? 幹部の断罪を求めましたか? 少なくとも幹部糾弾の姿勢を明らかにしましたか?」と問いかけなければならない。


この発表を受けた東電の西沢社長は「津波の源が分からなかったので、影響が把握できなかった」と述べているが、これでは答えになっていない。そもそも何を言っているのかわからない。記者会見に居合わせた人たちは、もう少しましな答弁を引き出すべきだったろう。

赤旗にはこんな記事があった。

2011.04.21 赤旗

 東京都墨田区議会で、浜岡原子力発電所に関して、二つの陳情が不採択になりました。

 浜岡原発の放射能災害を防ぐ陳情は、区が放射能災害対策を策定し、安定ヨウ素剤の常備や避難方策、放射能汚染のない食料・飲料水などの確保を求めたものです。
 自民党は「災害対策計画を立てるというのは必要ない」、公明党も「起こる可能性が極めて低いような災害」「(食料や飲料水の備蓄は)大変な金がかかる」と不採択を主張しました。
 浜岡原発震災を未然に防ぐ陳情を審議した区議会委員会では、自民は「原発を直ちに否定することは難しい」、公明も「代替エネルギーがない」と陳情に反対。

 委員会で採択を主張した民主党は、本会議で不採択に賛成しました。

火の玉で有名な早稲田の名物教授大槻義彦氏は、ブログで気勢を上げている。



公明党よ、恥を知れ

7月8日、衆議院 本会議、公明党の佐藤議員が菅総理を追及した。『。。。失政を重ねながら居座り続ける恥知らずな史上最低な首相。。。』 これに対してめずらしく声を張 り上げ、激しく菅総理は反論した。『。。。今回の事故は、長年与党だった公明党の皆さんにも責任の一端はある。すべての失政を押し付け責任を免れようとす る。。。』と。

これだけ激怒して反発した総理ははじめてである。拍手喝采!恥知らずはどっちか?

菅総理が周囲の反対を押し切って浜岡原発の 停止と今回のストレステストの導入に踏み切ったのは彼の国民を守るという根本的な政治理念からきている。静岡沖で大地震が起こる確率が87%と予測されて いるものを平気で原発運転継続させることは国民を守る立場から許されない。

宮城、福島沖で巨大地震の確率が99.9%と予測された2006 年、福島原発、女川原発をチェックし、止めることもなく大災害にいたらしめた時点の政府はどこのどいつだったか。自民、公明こそこのときの与党であった。

それを現政権のせい、としゃあしゃあとうそぶいているのは公明党であり、恥知らずはどちらか!

財務省が発表した円高緊急対策。中身がひどい。
1.円換算80兆円の外為特別会計の外貨資産を活用し日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)を支援する。
2.このため1年間の時限つきで最大1千億ドルの融資枠を創設する。
3.“円高で打撃を受ける中小企業”を支援するため、海外進出のための資金供与も行う。
何のことはない円高を口実にした大企業奉仕ではないか。中小企業といっても大企業の関連・下請け企業を海外に連れ出す費用を負担させるだけではないか。

中小企業支援というが、彼らが海外に進出すれば、産業は空洞化する。雇用はますます厳しくなる。
これは私たちが言っていることではない。まさに経団連の脅し文句そのままだ。経団連はそれを防ぐために税を軽減せよと主張している。

たしかに、最近の急激な円高の最大の理由は、アメリカとヨーロッパの先行き不透明感から来る「雨宿り」現象だ。しかし120円からの連続する円高傾向はそれでは説明できない。それはデフレ円高に他ならない。給料が下がって、消費が低迷し、物価がそれにつれて下がるという連鎖の中で、見かけ上、円の価値が増大したのだ。

雇用の改善、労働条件の改善につながる対策、少なくともそれらをさらに悪化させることのないようにするのが真の対策だ。そうでなければ、それは巡り巡って円高をさらに昂進させる結果となるだろう。

赤旗のシリーズ「原発と各党」、本日は公明党の巻。気になったのが次の一節。

…公明党は今年5月、政府が行った静岡県の浜岡原発の運転停止命令に対して猛烈な反対運動を展開…

恥ずかしながら、この事実は知らなかった。しかしそれ以上の説明はない。そこで「公明党」と「浜岡原発」で検索をかけてみた。あまりそれに相当するような記事はない。

5月10日に、山口代表が「法的根拠のないことを突然首相自らの判断でやってしまうことに大きな危惧を感じざるを得ない。政治主導に名を借りた誤った行政権の暴走だ」と非難したくらい。これとて、いま考えるととんでもない発言だが。

検索ページをずっとめくっていくと、ようやく次の記事にあたった。

Twib - 今日の国会。公明党の魚住議員が浜岡原発を止めた事に中電社長 ..

公明党の魚住議員が浜岡原発を止めた事に中電社長様まで呼んで猛抗議。野党側から、普通はそんな事出来ないと野次が飛ぶ。殆どの政治家って原子力村の方々なんだと痛感。浜岡が事故起こしたら責任取る覚悟あるのか、この連中。seiji ...

公明 原発対応で協議会設置へ – NHK | 気になるトップニュースのまとめ

2011年5月13日 – 公明党は、中部電力浜岡原子力発電所が、菅総理大臣の要請で運転を停止することについて、原発を抱えるほかの地域への影響が懸念されるとして、党内に協議会を設けて、対応を検討することにしています。

しかし、リンク先は切れている。

そこで公明党、魚住、国会質問、で検索をかけて議事録を引っ張り出した。以下はその内容。


今日は、中部電力さん、お見えいただいております。私は苦渋の選択をされた中部電力に本当に心から敬意を表したいと思っております。

総理が突然要請をしたことで、中部電力さんも本当に苦渋の選択だろうと思います。命令だったらまだ分かりますが要請です。責任がどこにあるんですか。

法的根拠もない、科学的な根拠も、87%とか84%とか言われているけど、そうなると全国すべて停止しなければいいけない、となってくるわけです。どう考えても政治的パフォーマンスというふうに言わざるを得ない。

 再開できるようになるまで、例えば2年だったら5千億と、そういうような試算、総理、 これ支援しないとまずいでしょう。国としてきちっ と補償せぬと憲法29条からみて大問題になりますよ。株主さんにどうやって説明するんですか。


答弁 省略

総理、それは具体的な請求書が来てからという話だと思いますけれども、しかし、株主総会を目の前にして、「総理からきちっとした言葉をちょうだいしました」と説明できないじゃありませんか。「きちっと全部補償しますよ」と言ってもらわなきゃいけないと思いますが。

中電の会長がカタールまで行った。ホルムズ海峡に海賊が出て(タンカーが)通れなかったら、中部は大停電を起こしかねないですよ。そういうことまで考えて要請を決定したんですか。御答弁いただきたい。

以下略


やくざの難癖と同じで、それなりに筋は通っている。さすがは東大法学部卒である。「こっちも痛んでいるんですよ。オタクら大体やり方が筋が通っていませんよ。可愛い舎弟があぁやって泣いているんだ。このオトシマエどうつけてくれるんですか」
違うのは「可愛い舎弟」が、実は泣く子も黙る中電だということ。「兄貴」顔しているが、こっちはただの雇われ三百代言にしか過ぎないということだ。

傍から見れば一目瞭然の猿芝居だが、本人はそれと分からぬほどに大企業との距離感が消失してしまっている。伸介のセリフを借りるなら、「ここまでセーフ」と思い込んでしまっている。こういうのを世間では「堕落」という。

(05)動機 (El Motivo)

この曲もHPではアニバル・トロイロを推しています。

"El Motivo" - Anibal Troilo y Astor Piazzolla

という音源があって、バンドネオンのデュエット、1970年の録音だそうです。好事家にはたまらないでしょうが、私のごとき素人にはちょっと…

Tango El Motivo por Roberto Goyeneche y Aníbal Troilo

テレビからの録画で、「ゴジェネチェというのがこういう顔でこう歌っていたんだな」というのが分かります。

Polaco Goyeneche - El Motivo

ゴジェネチェがorquesta de Raúl Garelloというバンドをバックにうたった録音。とりあえずYOUTUBE上の標準音源としておきます。このねっとり感はいささかもたれますが…

CARLOS GARDEL - POBRE PAICA (EL MOTIVO)-(1920).

こんな音源があるとは知りませんでした。声は若々しいが荒削り、うまいとは言えない。

ORQUESTA ALBERTO MANCIONE - FIORENTINO - EL MOTIVO

フィオレンティーノの歌にはインスピレーションがない。どうして有名なのか分からない。

Susana Rinaldi sings "El Motivo" with the Seleccion Nacional de Tango

レオポルド・フェデリコのバンドネオンにMario Abramovich、Nicolas Ledesmaというすごい顔ぶれのオルケスタ。歌手はお気に入りのスサナ・リナルディとくればさぞやと期待したが、見事にはずれ。トリオをバックの歌唱エステバン・モルガド四重奏の伴奏もあるが、リズム感の欠如はいかんともしがたい。スサナは名を惜しむべきであった。(ちなみにスサナ・リナルディの最高の演奏はガルデルのカバーの「下り坂」)

ALFREDO BELUSI - El Motivo

VÍCTOR RUIZ EN "EL MOTIVO" (Pascual Contursi y Juan Carlos Cobián,

以上の二つ、あえてお勧めはしない。好き嫌いはあるだろうが…

(06)アディオス・ノニーノ (Adios Nonino)

お勧めはピアソラの自演版。

Adios Nonino - Astor Piazzolla

これは74年のスタジオ録音。現在の演奏よりはだいぶシンプルでごつごつした感じ。

ASTOR PIAZZOLLA "ADIOS NONINO" [HQ]「「

これが定番と呼ばれる9分にわたる演奏。Concert in Utrecht, Netherlands.1985.と書いてある。

sexteto mayor adios nonino

実は私が好きなのはこちらの方。まずバンドネオンがはるかにうまい。ピアノが変にムード音楽っぽくない。というか、プグリエセっぽい。

クラシック畑の人がずいぶん手出しをしていて、もはやレパートリーの一つとさえなっているようだ。しかし私にはいまひとつピンと来ない。ピアソラはふつうのタンゴではないが、やはりタンゴなのであって、クラシックなのではない。
そこにはまなじりを決した「疾走感」が必要なのだ。

Ensemble Contraste - Adios Nonino - Snook (By: Thomas_AV)

タンゴは港町の生まれ、貧民街の夜の喧騒から生まれた剣呑な音楽だ。その雰囲気がこの演奏には出ている。

Editus - Adios Nonino

この曲に必要なのはもうひとつ、パンパの草いきれだ。大都会のブエノスアイレスも、町を一歩出れば見渡す限りの大草原。その雰囲気がこの演奏には出ている。

Michel Camilo & Tomatito - Adios Nonino

ギター弾きにはリズム音痴が多くて好きになれないのだが、このトマティートの演奏は良い。トマティートはフラメンコ・ギターの名手で、本名をJosé Fernández Torres Tomatitoというらしい。

ほかにも良い演奏がたくさんある。

Adios Nonino (Astor Piazzolla) - Tango For Four

「1999年、フィンランドでタンゴを演奏するために創設された楽団。豊かなタンゴ文化を誇るアルゼンチンと、フィンランド国内のタンゴを融合させて、新しいタンゴを生み出そうと試みている」そうだ。

Esteban Morgado-Adiós nonino

最近売り出し中の4重奏団。モルガドのギターにバイオリン、バンドネオン、ベースの編成。小編成だけに曲により向き不向きがある。

JOSE LIBERTELLA - ROBERTO GRELA - ADIOS NONINO - TANGO

リベルテラのバンドネオンとギターのデュオという簡素な組み合わせ。しかし色彩は豊かだ。

7月の工作機械受注総額が1134億円、前年比35%も伸びている。
震災特需で上がっているのだろうと思ったら、まったく違う。
①震災でも中断することなく、20ヶ月連続の増加である。(ドル換算ではどうなのだろう?)
②基本は外需である。(外需41%増、内需22%増)
③修正予想では11年度受注額は1兆3千億円、うち外需が9千億円とされる。

輸出先は圧倒的に中国であり、もはや日本の輸出産業は中国なしには生きていけない状況になっている。また、消費財ではなく生産財が伸びているということは、一般的な生産能力の格差が急速に狭まりつつあることを示している。

総裁選がいろいろ噂になっているようだが、親米反中・極右の前原で本当に良いのか、米倉の新アイドルで前原を上回る極右の野田財務相で本当に良いのか。

前の記事で国内への生産拠点の集約の理由が「需要の変化へのすばやい対応」にあると書いたが、「すばやい対応」とはなにか、が以下の引用を見れば分かる。

これはhey hey heydays*というブログの「REGZA Phoneの良いところ、そうでもないところ&レビュー記事まとめコメントなど」というページの紹介である。

感心するのはとにかくスピードが速いことである。10月に東芝から会社を買収して、11月に新製品を発売して、それから1ヶ月あまり後には、あらかた使用体験が出尽くして、まとめの段階に入っているのだ。

で、紹介に入るが、実は言っていることがほとんど分からない。情報リテラシーの欠如がすでに相当深刻な状態に陥っていることが、改めて実感される。


良いところ

防水

何はともあれ、防水。お風呂で快適に使える、ランニングアプリを使ったり、料理中にレシピを参照したりといった使い方ともできて便利で楽しい。

それに、水でジャバジャバ洗える、というのも意外に嬉しい。タッチスクリーンが一日使っていると結構指紋で汚れるので。

アプリ

フィーチャーフォンとスマートフォンで大きな違いのひとつが「アプリ」。アンドロイドマーケットも十分に充実していて、便利なものや役立つもの、楽しいもの等々、たくさん揃っている。

一度スマートフォンに移行してアプリの魅力を知ってしまうと、フィーチャーフォンには戻れないのでは、と思う。

ディスプレイ

モバイルREGZAエンジン搭載、ってことでディスプレイがことのほか綺麗。特にYouTubeがクリアで綺麗に見える。

あと、撮影した写真や動画も大画面でかなりきれいに見れる。

そうでもないところ

spモード

これはREGZA Phoneのせい、というよりもspモードアプリのせいかなとも思うけど、とにかく遅い。メールを開くのにかなり待たされるし、画面遷移もゆっくーり。

フィーチャーフォンからスマートフォンに移行する際に、iモードのメールアドレスをそのまま使える!というのでとても大きなポイントとなっているけど、アプリの使い勝手が非常によくないのが残念。

ハードボタンの配置

具体的には本体右横にある電源・スリープボタンの配置が使いづらい。

音量調整ボタンの上の割と近い位置に配置されているので、YouTubeやワンセグを見ていて音量を調整しようとして電源・スリープボタンを押してしまい、画面が消える(スリープする)ということがしばしば。

WiFi接続

スマートフォンはWiFi接続にも対応しているというのがスタンダードと言っていいと思うのだけど、このWiFi接続がREGZA Phoneでは不安定。

iPod touchやiPad、Galaxy Sでは問題なく接続できているのだけど、REGZA Phoneではうまく接続できない、ということが結構頻繁に起きる。特にスリープすると電源節約のために自動でWiFiが切断されるのだけど、スリープか ら復帰したときに再接続できない、というのがよく起きる。

なので、常にWiFi接続しているか、あるいはWiFiでのインターネット接続は諦めて常に3G接続でデータ通信するか、というようなことが必要になる。

このWiFiの不安定さについては、今後のアップデートで改善されていくことを強く期待!という意味でも、あえてここで書いておきます。


てな具合。携帯のメールも使えないおっさんには縁なき世界だが、これがとてつもなく巨大な近未来市場であることは実感する。そして市場での勝者となるためには顧客目線と猛烈なスピードが鍵となること、そしてそれこそがかつての日本企業の持っていた最大の優位点だったよねぇ、ということも心から実感する。

それこそが米倉会長に欠けている最大の欠点だということも痛感する。「前掛け外して、上から目線」では日本の未来は見えないぞ!

びっくりするような記事が載っていた。
富士通がKDDI向けに開発した「レグザフォン」が大当たりして生産が追いつかない状況になった。そこで兵庫県に製造ラインを作り7月までに移管を終えたそうです。
名前からも分かるようにこれは元々東芝のブランド。東芝は中国企業に生産を委託していたが、売れ行きさっぱりで、去年10月に売却したのです。それが新製品を出したとたんに売れ始めたという経過です。
電機業界ではコスト削減のため海外に生産委託するのが主流ですが、富士通は「国内で生産したほうが需要の変化にすばやく対応できる」と判断し、あえて生産ラインの国内集約に踏み切ったということのようです。
富士通といえば能力給で社内の人間関係がずたずたになったことで知られた会社。これがどういう結果になるのか、注目に値します。

トヨタとフォードがハイブリッド技術で提携すると発表された。
フォードというとブリジストンの訴訟以来、どうも日本人には好感が持てない会社だった。
しかしその後フォードは生まれ変わったようだ。あの訴訟のときの悪役社長はその後首になり、フォード家の御曹司が会長職についた。トヨタと同じだ。
この社長は海外のブランドを次々に手放し、M&Aから手を引き、技術を再構築し、国内でのものづくりに集中しようとしているようだ。今のところ結果は出ていないようだが、たぶん今のトヨタと気分はともにできるのだろう。

与謝野経済財政担当相が、内閣府の研究報告の公表を機に記者会見。
「経済成長や物価上昇によって財政健全化が達成できるというのは“偽りの伝説”であり、“霊感商法みたいなもの”とこき下ろした。
そもそもこの報告は「経済成長と財政健全化の関係を分析」するためのもの。報告書の結論はもう少しおとなしく、
1.高い経済成長による税収の自然増収を期待することは適当ではない。
2.物価上昇(いわゆる政策インフレ)では財政収支が改善するとは限らない。
というもので、そもそも低成長下における財政を念頭におく限りでは妥当な結論だろう。

問題は入り口と出口の二つある。
低成長は私たちが長期にわたり甘受しなければならない“運命”なのか、そもそも低成長をきたした理由を分析し、その克服の展望を明らかにしない限り、小手先の議論にしかならない。
出口の問題としては、ここでは書かれていないが、果たして消費税なのか、という議論である。
少なくとも低成長であっても、マイナス成長にはしないという観点がなければ、財政再建論は底が抜けてしまう。経済再建のビジョンなき財再建策は無意味だ。そのことは、この間の経過で散々叩き込まれてきた教訓ではないか。
もうひとつは、財政再建論者としてその正統性を気取るなら、徴税体系の正道である所得税を根幹とする高度累進課税、企業への法人税の厳正な徴収、要するに「あるものから取る」原則を前面に押し出す必要がある。
それでなければ財政通を表看板にした財界の回し者による、国際競争力という「偽りの伝説」を口実にする「霊感商法」とのそしりを受けてもやむをえないだろう。

これまで各種統計ではすべて「被災地を除く」として出されてきたが、赤旗で待望の連載が始まった。
24日付けでは農林水産業関連として農水省の8月15日現在のまとめが報道された。

*農林水産関係の被害総額は2兆3千億円。内訳は水産1兆2千億、農地・農業施設8千億、林野2千億で、水産業の被害が圧倒的比重を占める。今回の災害が実態としては津波災害であったことが改めて確認される。しかし04年の中越地震の総額が1千億だったことを考えると、農業だけでも8倍の被害規模である。

*水産関係被害の内訳は、漁港施設が319施設・8千億、漁船が2万隻・1千600億、ほか供応利用施設、養殖関連などで2千億あまりとなっており、まさに根こそぎ喪失ということになる。

*農業関連被害は、農地の損壊が4千億、農業施設の損壊が4千億となっている。

*翻って考えると、これだけの施設インフラに比して農産物・水産物の被害が少ないことが分かる。投下資本の見返りがかなり悪い。

*改めて思うのは農林水産業が施設インフラの力で成立していることで、これにより高齢化や労働力不足を乗り切ってきたのだな、と実感する。ぐらついていた歯が殴られて抜けたようなものだ。


これだけの被害を復旧するということは、おそらく不可能だろう。資本の有機的構成があまりに高すぎる。これからますます高齢化が進む中では、労働力の手当てがつくものから優先して傾斜配分していくしかないと思う。

(03)三つ角(Tres Esquinas)

ホームページではアンヘル・ダゴスティーニョ楽団を推しています。

D AGOSTINO ANGEL VARGAS TRES ESQUINAS TANGO
それが画像つきでありました。映画の1シーンのようです。歌うのはやはりアンヘル・バルガスでした。

Tres esquinas (Tango)
ダゴスティーニョにはもうひとつあって、こちらはAlfredo Attadíaという人が歌っています。音盤のアップですから音は断然良いです。

Ariel Ardit - Tres esquinas (video oficial)
音質・画像ともに素晴らしい。正直、これを聞いて初めてこの曲が名曲だと分かりました。

Sexteto Milonguero-Tres esquinas
踊るときにかけるレコードの定番みたいです。たしかにバイオリンがバンドネオンの股下に突っ込んでくる雰囲気です。

Quinteto lo que vendrà: Tres esquinas
音質は最高。演奏はあまりエスプリを感じないが。

(04)踊り子(Danzarin)

ホームページではアニバル・トロイロ楽団を推しています。

Anibal Troilo "Danzarín"

歌はないけど咽ぶようなメロディーがタンゴの真髄を満喫させてくれます。アニバル・トロイロの分厚い弦の響きがこれほど生かされた演奏も、そうないでしょう。もう少し録音がよければと、残念に思いますが、トロイロの録音としては最上級の部類に入るものです。

ANIBAL TROILO "Danzarin "

これは実写版です。バイオリンだけで9人もいる超豪華な編成で、会場の興奮が伝わってきます。

LEO SUJATOVICH Y LUCHO GONZALEZ "Danzarin"

みな遠慮しているのか、ほかに良い演奏がありません。これはピアノとギターの二重奏という超シンプルな演奏。

DANZARIN

これはラジオタンゴ・ロサリオというところでアップロードしてくれた音源ですが、クレジット一切なしというもの。小規模演奏で内容はしっかりしています。…すみません。書いてありました。フリアン・プラサ楽団です。



風力発電て、なにか胡散臭いな という感じをいまだにぬぐいきれない

ひとつは原理的に風任せというのが気に食わない。もうひとつは「それだからいいんだ」という言い方をするエコの人々が胡散臭い。調査捕鯨を妨害するやからとイメージがダブってしまう。

北海道にはたくさん風車が立っているが、あまり回っているのを見たことはない。「もったいない、エコの人に騙されて」という感じがする。

これから少し調べてみようと思うが、まず現時点での疑問を整理しておく。

1 羽根の形が気に入らない。飛行機のプロペラに似ているがあれは時速数百キロの風を引き起こすために考案された形だ。低速系なら船のスクリュウか扇風機の羽根の形だろう。

2.風車でぐるぐる回るというのは、あまりにも前近代的なイメージだ。風圧を直接電気に変えるとか空気の摩擦を利用するとか、葦のしなりのように反発する弾性力、ゆがみ応力を使うとか、もう少し現代的な方法はないものなのか。

3.巨大蓄電池というのは結局無理のようだ。とすれば電気以外の貯蔵・輸送可能なエネルギー形態に転換して保管すべきではないか。

4.どうして風力ならエコで、水力はエコでないのか。ヨーロッパは風車、日本は水車とむかしから相場が決まっている。車を回せば後は同じだ。風力発電のノウハウは基本的にすべて応用可能だ。
(余分な一言: ヨーロッパには水もないし山や森もないし、台風もないし地震もないから風車だ。日本には何でもありだから水車だ。
風は貯められないが水は貯められる。風はほかに使い道はないが水はいくらでもある。それこそ水そのものが資源だ。
逆に言うと、だからダムの目的があいまいになっている。いくらでも理由が作れるから「目的なき多目的ダム」建設がはびこって、結果として水力発電の評判がガタ落ちにされてしまった)


5.私たちが課題としているのは山奥や僻地・離島の小規模発電ではなく、日本全体の電力をまかなうだけの巨大なエネルギーだ。それは都市に近く海岸に面して、火力とのハイブリッドで安定した電力を供給しうるプラントだろう。やはり風力にはそれだけのイメージがもてない。

再生エネルギーの展望を考える上で、岩手県葛巻町の経験は非常に参考になった。
赤旗連載の再集合で、売電の課題が提起されていた。
「町で作った電気は、自家発電を除けば東北電力に買ってもらう」ことになるが、東北電力が買ってくれないということである。
「年に1回の買電の募集には20万KWの買い取り枠に対し10倍もの申し込みがある。購入者はくじ引きで決められている」ということだ。
単純計算で200-20=180万KWの電力が捨てられていることになる。

それにしても、北海道のあちこちで風力発電の塔が立てられているが、正直言って、回っているのを見たことがない。大体あの羽根の形が気に食わない。あれでは風の8割は素通りしてしまう。扇風機の羽のように幅広くしないともったいないと思うのだが。
おまけに石狩の人は「風車から低周波がでる」といって建設に反対しているし、ほんとうにだいじょうぶなのかねぇ。

原発後のエネルギー政策をめぐって、私たちに一番参考になるのはドイツだろう。この間注目してきたが、いまのところ情報は断片的である。
肝心な問題は、メルケル政権の提起した「20年までに電力生産の35%を再生可能エネルギーでまかなう」という計画が、技術的に可能なのか、コスト的に可能なのかに関わっている。

今日の赤旗でいくつかの数字が報道された。緑の党の議員のインタビューによるものである。

*95年にキリ民党政権は「再生可能エネルギーは発電量の4%以上にはならない」と予測した。しかしその5年後には6%に達した。
*00年に社民党=緑の党連立政権は「再生可能エネルギーを10年間に2倍、12%にする」との目標を立てた。キリ民党は「非現実的」と攻撃したが、2010年の比率は17%に達した。
*現在、再生可能エネルギーの発電量は原発8基分に相当する。17年には、再生エネルギーの発電量が、原発廃止分を埋め合わせる形で確保される見通し。
*再生可能エネルギーの比率が高まっただけではなく、国内消費量に対する発電総量の比率も高まった。10年前ドイツの電力輸出と輸入量はほぼ同じだったが、現在では輸出国となっている。

ついでにスペインの電力事情も報告する(こちらはWikipediaの記事)

*2010年の風力発電は電力需要の16.6%を供給した。2011年3月には21%を占め、原子力やガス複合火力を抜いて最大の電力供給源となった。
*風力のシェア増加により電力コストは低減された。(原発王国フランスよりも安価)

以前、私のサイトで「ラジオ・タンゴで聞くタンゴの名曲・名演」という文章をアップしました。
そのとき曲も実際にアップしようとしたのですが、べらぼうに容量を食うのと、著作権の問題があって断念しました。
その後YOUTUBEでどんどん名曲・名演がアップされて、音質も当初とは比べ物にならないほど改善されました。そこで改めて、YOUTUBEタンゴの名曲百選を組んでみることにしました。

01 Corazon de Oro (黄金の心)
この曲はホームページではアダ・ファルコンの演奏を推しています。しかしYOUTUBEでは次のような演奏が聴けます。

23 tango dance orchestras : Francisco Canaro
定番中の定番です。途中で団員が胴間声を張り上げていますが、カナロ楽団では良くやっています。

Corazon de oro - Nelly Omar y Francisco Canaro
ネリ・オマールはお気に入りの歌手です。この演奏は出ない低音を一生懸命出しているが、理由が分かりません。音質は信じられないほど良好です。

Cecilia Rossetto - Corazón de oro
これは掘り出し物です。ただし音は最初のほうがつぶれています。コメントには以下のように紹介されています。今年60歳にしては色っぽい。ほかにもいくつか演奏がありますが、曲によっては少々鼻につくところもあります。
Cecilia Rossetto (16 de julio de 1950, Nueve de Julio, provincia de Buenos Aires, Argentina) es una cantante, y actriz argentina de teatro, cine y televisión


(02)ジーラ、ジーラ (Yira! Yira!)

これも私の推薦はアダ・ファルコンです。この演奏は山ほどあって、一番有名なのはガルデル、次いでゴジネチェといったところでしょうか。

Carlos Gardel - Yira Yira -Tango

これが極めつけの定番です。YOUTUBEには別に映画のサウンドトラックからの音源もありますが、音質は最低です。

Francisco Canaro - Yira Yira (Tango)
これも定番のひとつです。例によって団員の「コーラス」が入っています。

Hugo del Carril - Yira Yira
ウーゴ・デ・カリルという歌手が良い。二種類アップされているが、こちらが文句なしに良い。

Rudy Alagna - Yira yira
シーラ、シーラとしか聞こえない。ルディ・アラーニャという名前は初耳だが元ヤサグレという感じがあって、雰囲気は出ている。

Típica Víctor - Alberto Gómez /Alberto Vila - Don Juan/Yira Yira
オルケスタ・ティピカ・ビクトルの音はどうしてこんなに鮮明なのだろう。1930年にこんなにきれいの音がとれて、どうしてダリエンソの音があんなに惨めなのだろう。


Orquesta Carlos VG Flores - Yira Yira - Tango
とは言え歌抜き演奏ではこれが群を抜いてすごい。こんな楽団があったんだと感心する。

Toquinho y Maria Creuza en Buenos Aires, 2010
ジーラジーラで検索していたら、この画像を掘り当てた。マリア・クレウーザが生きていて現役で歌ってるというだけでうれしくなってしまう。ブエノスアイレスでの公演の隠しどり動画で、音質も何もあったものではないが…
そもそもクレウーザはブエノスアイレスでの大ヒットがスタートだ。もう40年も前の話。この二人にビニシウス・ジ・モラエスが組んで、次々にヒットを飛ばした。でも最初はトッキーニョじゃなくてバーデン・パウエルだったかな。それでモラエスにかなわぬ恋をして、モラエスが死んでからはすっかり落ち目だと聞いていたが、なかなかどっこい、体はぶくぶくに太ったが、奇跡ののどは健在のようだ。

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